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キャンパー愛用「レインボーストーブ」のトヨトミから灯油ストーブにも自衛隊仕様が登場! その名は「宿営暖房Ⅰ型」

自衛隊に納品する石油ストーブを再現

 石油ストーブのメーカーは多々あるが、キャンパーに名高いのは七色に輝く炎で知られる「レインボーストーブ」のトヨトミだろう。

 一酸化炭素中毒や火災の危険があるため「テント内では使えない」とされている石油ストーブだが、近年のトヨトミはキャンプブランドがコラボし、検証した指定のテント内で使えるストーブを発売。いずれも大いに話題となっている。

 そんな風にキャンパーと親和性の高いトヨトミだが、じつは30年近くにわたり防衛省に石油ストーブを納品しているメーカーでもある。

 「長年、その機能・耐久性・安全性に高い評価をいただき、関係者に親しまれている自衛隊仕様のストーブを民生用としても提供したいという思いから、自衛隊仕様を再現した対流型石油ストーブ“宿営暖房Ⅰ型”は誕生しました」(トヨトミ)

自衛隊専用の石油ストーブを再現。オリーブドラブの本体と角張ったガードが落ち着いた雰囲気をあたえる。一方でアウトドアを感じるコテージやガレージではアクティブな印象になるから不思議だ
自衛隊専用の石油ストーブを再現。オリーブドラブの本体と角張ったガードが落ち着いた雰囲気をあたえる。一方でアウトドアを感じるコテージやガレージではアクティブな印象になるから不思議だ

リビングやダイニングからガレージなどでも大活躍!

 「宿営暖房Ⅰ型」は陸上自衛隊の車両の標準塗装色であり、自衛隊指定国防色でもあるオリーブドラブ。ニクロム線を仕様した点火方式、本体と一体型のストーブガードなど細部にわたって再現している。

 「レインボーストーブ」の暖房目安が9畳(コンクリート)までなのに対し、「宿営暖房Ⅰ型」は最大20畳(コンクリート)。頑丈なストーブガードと対震自動消火装置を装備し、万一本体が倒れても灯油がこぼれにくい二重タンク構造となっているので家族が集まるリビングやダイニングに置いても安心して使えるが、この高い暖房出力は底冷えするガレージでも威力を発揮。趣味の部屋をスペシャルな空間に変えてくれそうだ。

 注意したいのは10月1日10時より「宿営暖房Ⅰ型」の予約受付がはじまり、在庫がなくなり次第販売終了するということ。

 ほかにはないスペシャルな仕様なので完売必至。9月15日より10月10日まで全国6か所のインドアサバゲースタジオ「ブレイブポイント」で「宿営暖房Ⅰ型」を展示しているので、購入するか迷っているなら9月中に製品を確認し10月1日に予約するとよさそうだ。

●製品仕様
・価格(消費税込):4万9500円
・サイズ:511×511×H666mm
・重量:21kg(ストーブガード含む)
・暖房出力:5.62kW
・適用畳数:コンクリート(集合)20畳、木造(戸建て)15畳
・油タンク容量:7L
・機能:でるでる芯、対震自動消火装置、2重タンク構造

宿営暖房Ⅰ型 公式サイト

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