なぜルノーは日本で過去最高の販売台数を記録!? フランスブランドNo.1になったその理由とは
2022年ルノーのベストセラーカーはコンパクトSUV「キャプチャー」
ルノー・ジャポンは2023年1月11日、2022年の販売台数が過去最高を更新したと発表しました。
合わせてルノー・ジャポン設立以来初めて、販売台数で日本におけるフランスブランドNo.1になったことも発表されました。

日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した、2022年の輸入車新車登録台数速報を見てみると、ルノーは8615台と前年2021年比で112.4%を記録。プジョーも8552台(前年比70.8%)、シトロエンの4878台(同82.8%)を超え、2000年のルノー・ジャポン設立以来はじめて、フランスブランドでナンバーワンとなりました。
モデル別販売台数は以下のとおりです。
・TWINGO 2351台(2021年1945台)
・LUTECIA 1388台(内E-TECH 240台、前年1649台)
・CAPTUR 2655台(内E-TECH418台、前年1465台)
・ARKANA 754台(内E-TECH702台、前年なし)
・MEGANE 169台(前年80台)
・MEGANE Sport Tourer 214台(前年88台)
・MEGANE R.S. 804台(前年594台)
・KANGOO 7台(前年1631台)
・Alpine 238台(前年171台)
・並行 35台(前年43台)
※ ※ ※
ルノー・ジャポンの大きな柱のひとつである「カングー」が、モデルチェンジの端境期のためにほとんど販売がなかったにもかかわらず、ルノーが独自に開発したフルハイブリッドシステムE-TECHを搭載した「アルカナR.S.ライン E-TECHフルハイブリッド」「ルーテシアE-TECH フルハイブリッド」、「キャプチャーE-TECHフルハイブリッド」の販売が好調、既存モデルの販売も増加した結果、ルノーブランドのモデル販売台数が大きく伸びました。
また、アルピーヌも新型(マイナーチェンジ)や限定車の受注・販売が好調で、販売台数が前年を上回り、ルノー・ジャポンの最高販売台数更新に貢献したといいます。
2023年は新型カングーの日本発表や限定車などの導入もあるため、販売台数はさらに増加することになりそうです。