記念日ディナーをフランス料理にするなら? 「ドレスコード」だけじゃない、いまさら聞けないテーブルマナーとは

●テーブルマナーは周りにいる人に気持ちのいい時間を過ごしてもらうため
フランス料理はもともと宮廷料理ということもあり、日本では来賓者をもてなすために利用されていました。
そのため、現在でも家族や恋人などの祝い事で利用する格式高い料理であるため、テーブルマナーは必須といえます。テーブルに着いたらまず何をすれば良いのでしょうか。
日本プロトコール・マナー協会の担当者は、着席後のテーブルマナーについて次のように話します。
「着席をしてすぐにナプキンを取り上げる人がいますが、早々にナプキンを広げると、まるで食事を催促しているように見える場合もありますので注意しましょう。
ナプキンを広げるタイミングは2つあります。1つめは最初の料理が運ばれてくる時です。2つめはホストまたはホステス(カップルの場合は男性)がナプキンを取り上げたときになります。
ナプキンの役割の一つは、それが食事の始まりになるということです。そのため、自分がホストの場合には、料理が運ばれる頃になったら『ナプキンをどうぞ』と周囲に促します」
ナプキンの広げ方は二つ折りの状態で膝に置き、折り目を自分の体に載せておき、拭くときは周りに汚れが見えないように、ナプキンの内側を使うようにします。
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