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ちょっとしたダートも走破できる! 骨太フレームに極太タイヤを組み合わせた“タフ系電動アシスト自転車”の実力とは?

骨太の楕円パイプとリンクル塗装を採用した新モデル

 オートバイのアフターパーツメーカーであるデイトナから、電動アシスト自転車「DE04」が登場しました。

 デイトナの電動アシスト自転車としては4年ぶりとなる新型車で、カラーバリエーションはリンクルグリーン、リンクルレッド、リンクルイエロー、リンクルサファリの4色をラインナップしています。

20インチの極太タイヤと骨太なフレームを組み合わせたアウトドアスタイルがカッコいい、デイトナのタフ系電動アシスト自転車「DE01」
20インチの極太タイヤと骨太なフレームを組み合わせたアウトドアスタイルがカッコいい、デイトナのタフ系電動アシスト自転車「DE01」

 新モデル「DE04」の特徴について、デイトナの新規事業部 E-MOBILITYグループ・三野さんは次のように話します。

「“ミキストフレーム”のようなトラディショナルで直線的なサイドビューと、リブを通して剛性感を高めた骨太の楕円パイプ、そして走破性に優れた極太タイヤを合わせた流行りのアウトドアスタイルで、DEシリーズ随一の走破性を実現しました。

 ミキストフレームとは、元々男性向けであった自転車を性別や身長に関係なくまたぎやすいよう低いデザインとした自転車のこと。本来のミキストフレームは、トップチューブの代わりに2本の細いステーがヘッドチューブから後輪ハブまで直線的に伸びているものを指すことから、“ミキストフレームのような”と表現しています。

 また、車体のキズや汚れをあまり気にせず、どんなシーンでもフルに活躍できるよう、“リンクル塗装”と呼ばれる特殊な塗装でタフな印象に仕上げました。リンクルとは英語でシワを意味する言葉で、表面をシワのようにゴワゴワした質感に仕立て上げています」

●極太のタイヤ&フレームが抜群の存在感を放つ

 電動アシスト自転車や電動キックボードなどを展開するDaytona Mobilityでは、折りたたみ式のミニベロ「DE01」や、「DE01」の上級グレードとなる「DE01X」、コンパクトな26インチのクロスバイク「DE02」、ダイヤモンド型フレーム採用の20インチミニベロ「DE03」をラインナップしています。

 そこへ新たに加わった「DE04」は、20インチ(20×3.0/ETORO76-406)の極太タイヤを装備したアウトドアスタイルが特徴です。「DE01」の楕円形パイプをイメージしたパイプ内部にリブのある骨太なフレームを採用し、真横からはミキストフレームのようにも見えるトラディショナルな印象を与えます。

 マッドガードを標準装備しているため、ちょっとしたダートも走行可能。ギアは外装8段変速で、フロントφ160mm、リアφ140mmの機械式ディスクブレーキを搭載しているのもポイントです。

 バッテリーは36V/9.6Ahで、航続距離はデイトナ独自の計算式では約50km。モード切り替えなしのシンプル設計で、操作は電源オン/オフのみとなっています。

 シート後方に配置されたバッテリーケースにブラック系のPUレザーを採用するなど、全体を黒系パーツで統一したスタイリングも見逃せないモデルです。

●製品仕様
・価格(消費税込):26万3780円
・カラー:リンクルグリーン、リンクルレッド、リンクルイエロー、リンクルサファリ
・サイズ:全長1620×全幅580×全高950mm
・ホイールベース:1020mm
・重量:約23kg(バッテリー含む)
・バッテリー:36V/9.6Ahリチウムイオン
・充電時間:5〜6時間
・補助最高速:24km/h(規制値)
・適応身長:155〜185cm
・許容荷重:100kg

Gallery 【画像】極太タイヤがカッコいい! ちょっとした悪路もこなすタフ系電動アシスト自転車を写真で見る(20枚)

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