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高速料金が実質半額以下に!? さらに周遊エリア内は乗り降り自由! ETC周遊割「速旅」の最新ドライブプランとは?

NEXCO中日本で展開する速旅の「お買い物券付プラン」のオトクさ

 事前に申し込むことで、高速道路を定額で利用できる、NEXCO中日本のETC周遊プラン「速旅」には、高速道路の通行料金だけでなく、SA・PAの「お買物券」がセットになった「お買物券付ドライブプラン」がラインナップされていることを知っているでしょうか。

 速旅は、そもそも高速道路料金の負担を軽減できる商品ですが、このお買物券付ドライブプランは、うまく使いこなせば、その“オトク度”がさらに高まる内容となっています。その実力を、ドライブ旅行のシミュレーションで解き明かしてみましょう。

ETCの利用率は高く、2023年7月現在、ETCの利用率は全体の94.3%だが、まだ「ETC周遊割引」を知らない人も多い
ETCの利用率は高く、2023年7月現在、ETCの利用率は全体の94.3%だが、まだ「ETC周遊割引」を知らない人も多い

 今回ピックアップしたのは「SA・PAお買物券付ドライブプラン2023〈発着付き〉首都圏⇒河口湖・沼津・箱根プラン2日間」という商品です。

 内容は「東名東京IC〜横浜青葉IC、中央道高井戸IC〜国立府中IC」を発着エリアとし、「東名高速横浜町田IC〜愛鷹スマートIC、新東名海老名JCT〜新秦野IC、新東名新御殿場IC〜駿河湾沼津スマートIC、中央道八王子IC〜笛吹八代スマートIC/富士吉田IC、圏央道八王子西IC〜茅ヶ崎JCT、東富士五湖道路全線、新湘南BP全線、小田原厚木道路全線、西湘BP西湘二宮IC〜箱根口IC/石橋IC」という広い範囲が乗り降り自由な周遊エリアとなります。

 料金は6100円(普通車、以下同)。お買物券3000円分が含まれるので、高速道路料金は実質3100円分です。

 この時点で、ふだん東名高速や中央道を利用している人は「ずいぶん安いな」と思うのではないでしょうか。

 たとえば東名高速を使い、発着エリアと周遊ルートの端から端(東京IC〜愛鷹スマートIC)の高速道路料金(平日・往復)は6360円です。

 つまりこの区間の利用なら、ETCでふつうに通行するよりも安く、かつお買物券3000円分が付くという、バーゲンプライスになるのです。

 ETC割引の対象となる休日は、この区間の往復の通行料金は5160円となり、商品価格との差額は940円です。

 しかしこの差額を負担するだけで、3000円分のお買い物ができるわけですから、ふつうに通行するよりも有利であることには違いありません。

Next「速旅」を実際に使ってみた
Gallery 【画像】秋のドライブに使える! ETC周遊割「速旅」の使い方を写真でチェック(16枚)

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