トヨタ新型「クラウン・シグニア」初公開! 米国での“新型クラウン第2弾”ってどんなクルマ?
新型「クラウン・エステート」の米国版
米国トヨタは2023年11月15日、米国で新型「クラウン シグニア(CROWN SIGNIA)」を発表しました。

クラウンは初代が1955年に登場した歴史あるモデルです。1958年には米国に上陸した初めての日本車となりました。
16代目に進化した新型クラウンは2022年7月に世界初公開、第1弾として同年秋に「クラウン・クロスオーバー」が発売されました。また米国でも同日に1972年以来となる導入が発表されています。
今回登場した新型クラウン・シグニアは、米国ではクラウン・クロスオーバーに続くクラウンシリーズ第2弾です。日本ではすでに発表されている「クラウン・エステート」の米国版となります。
新型クラウン・シグニアは、「SUVのスタンダードを再定義し、洗練されたデザインと多彩なテクノロジーを融合させた」とされています。
ワイドなスタンスと21インチホイール、そして特徴的なデイタイムランニングライトとコンパクトなヘッドライトユニット、特徴的なトヨタの「ハンマーヘッドフロントエンド」が組み合わされています。
グレードはXLEとリミテッドという2種類を用意。XLEのインテリアはファブリックとソフテックス、リミテッドはダブルステッチやキルティングの本革調となっています。
またリアシートをたたむと長さ6.5フィートの荷室が現れる広い室内となり、5つのインテリアカラーが用意されます。さらに大型のフルカラードライバーズディスプレイと12.3 インチのフローティング・トヨタオーディオマルチメディアタッチスクリーンが、ハイテクな雰囲気を与えています。
パワートレインはハイブリッドのみの展開で、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンをベースにしたハイブリッドモデルとなります。システム出力は243馬力と発表されています。駆動方式はリアにモーターを搭載した電気式オンデマンド全輪駆動(E-Four)が全社標準となっています。
2025年式の新型クラウン・シグニアは、2024年夏より北米市場で発売される予定です。