ヤマハ「XSR」シリーズに124ccの“原付二種”モデルが新登場! さまざまなシーンに似合うレトロなルックスと心地いい加速が魅力的
「XSR」シリーズ初の“原付二種”モデル
ヤマハ発動機から、124ccの新エンジンを搭載したニューモデル「XSR125 ABS」が登場しました。

「XSR125 ABS」はレトロなルックスと優れたパフォーマンスを調和させた「XSR」シリーズ初の“原付二種”モデル。「XSR」シリーズに125ccクラスを導入した背景について、ヤマハ発動機のコーポレートコミュニケーション部・堀江直人さんは次のように話します。
「2010年代の半ば、従来のスーパースポーツ、ネイキッド、レトロというクラス分けを超え、レトロとスポーツが調和する“ネオレトロ”への関心が欧州市場を中心に高まりました。“ネオレトロ”とは、オーセンティックでレトロなルックスや、その背景の物語性を持ちながらも、最新技術に裏づけられたエキサイティングな走りを提供するカテゴリーです。
このカテゴリーへ向けた先駆モデルが、2016年と2017年に国内市場に導入した『XSR900』や『XSR700』です。モデル名の『XS』とは、当社初の4ストローク車『XS-1』(1970年)に始まるロードモデルの歴史を示し、『R』は創立以来、継続しているレース活動を表現しています。つまり『XSR』は、ヤマハのスポーツモデルの歴史と、先進技術の融合を意味しているのです。
近年、各社が変速ギアつきスポーツ車を投入し、新しいライフスタイルの広がりも手伝って国内における原付二種の変速ギアつきモデルの出荷台数は2019年以降、増加傾向にあります。なかでも20代を中心とするお客さまが増えています。
そこで“ネオレトロ”のスピリットを継承しながら、バイクライフを始めやすいモデルとして具現したのが、今回発売した『XSR125』です。本モデルの導入を通じ、『XSR』シリーズのラインナップを充実させるとともに、先にリリースした『YZF-R15』、『YZF-R125』、『MT-125』と合わせて、お客さまの選択肢を広げます」
●「XSR」シリーズの個性を継承したスタイリング
今回登場した「XSR125 ABS」は、“最新パフォーマンスと不変的価値のコントラスト”、“タイムレス・レーシング・スピリット”、“上質さを際立たせる素材表現”、“個性を反映できるカスタムの楽しさ”といった「XSR」らしさを継承したモデルです。
例えば、先進×レトロを印象づける丸形LCDメーターには、タコメーター、スピードメーター、ギアポジション、燃料計といった必要な情報が大きく表示されます。
面構成にこだわり、高性能なレーシングマシンにも通じるニーグリップしやすい燃料タンクや、オーセンティックな雰囲気を演出するとともにライディングポジションの自由度を高めるタックロールシート、素材を活かした処理と軽量加工を施した質感あるヘッドランプステーとモールサイドカバーなどにも「XSR」らしさが見られます。
また、シンプルでムダのない灯火類、ボディと連動したデザインのマフラープロテクター、特徴的なトレッドパターンの前後タイヤにも「XSR」の特徴が反映されています。
カラーは、ライダーの個性を表現できる4色を展開。ガレージビルドを感じさせるオーセンティックなスタイルを楽しめるシルバー、走行スタイルの自由さを表現した遊び心のあるライトブルー、車体造形の凄みを強調して多彩なファッションに似合うシンプルなブラック、スポーツマインドを刺激してヤマハのスポーツヘリテージを想起させるオレンジをラインナップしています。
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