メルセデス・ベンツ新型「GLB」日本上陸 人気の3列7人乗りコンパクトSUVが初のマイナーチェンジでどう進化?
人気の7シーター・コンパクトSUVが初のマイナーチェンジ
メルセデス・ベンツ日本は2023年11月17日、新型「GLB」を発売しました。
消費税込みの車両価格は「GLB180」が638万円、「GLB200d 4MATIC」が694万円です。

GLBは2019年に登場したコンパクトSUVです。日本では2020年6月に登場しました。
GLBはスタイリッシュなコンパクトSUV「GLA」と共通のプラットフォームを持った兄弟車ですが、全長4650mm×全幅1845mm×全高1700mm、ホイールベース2830mm(日本仕様)と、GLAと比べて全長は235mm、全幅は10mm、全高は80mm、ホイールベースは100mm、それぞれGLBが大きくなっています。
特徴は、3列シートを持つ7シーターモデルということです。
3列目シートは、身長168cmの人まで対応というように制限こそありますが、それでも広い室内で人気は高く、日本自動車輸入組合(JAIA)による外国メーカー車モデル別新車登録台数順位を見てみると、2021年(1月から12月)で5812台と全体の11位、2022年も4790台の11位と、人気のモデルとなっています。
今回、初のマイナーチェンジを受けてエクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムを「Sクラス」などに採用している最新世代にアップデートし、安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシスト等を全モデルに標準装備しています。
フロントデザインは、メルセデス・ベンツのSUVに共通する特徴的なデザインのルーバーが装備され、AMGラインパッケージでは、クローム仕上げのダイヤモンドパターンが無数に散りばめられたシングルルーバーのフロントグリルを採用。
またSUVらしさを強調した新デザインのフロントバンパーに変更されています。
リアデザインは、新デザインのリアディフューザーを採用するとともに、LEDリアコンビネーションランプのデザインを変更、よりシャープな印象となっています。
インテリアは新世代のステアリングホイールを採用し、オプションのAMGラインパッケージを選択すると、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出しています。
さらに、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用しました。。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い
勝手を向上しています。また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止しています。
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