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海外ではフェラーリ&ポルシェキラーだった!? トヨタ「スープラ」の人気の秘密とは?

『トップギア』に出た「スープラ」に注目!

 今回、シルバーストーンオークションに登録された個体は、1993年生産、つまりA80型スープラの最初期モデルということになる。搭載されている2JZ型エンジンは、VVT-iがなく、電子制御スロットルでもない、もっともベーシックなものだ。

●1993 トヨタ「スープラ ツインターボ(MT)」

  • ホイールなど、純正の佇まいをキープしているトヨタ「スープラ」(C)SILVERSTONE AUCTIONS

 この個体の状態は、非常にレベルが高いことが写真からでもよく分かる。というのも、初代オーナーと2代目オーナーがしっかりとメンテナンスしていた履歴が残っており、さらに2018年に3代目オーナーとなった人物が、ボディの全塗装も含む外装の修復、ウインドウやウェザーストリップの交換、エンジンのタイミングベルト交換やブレーキシステムの点検整備、サスペンションやクラッチの交換といった、全面的なレストア作業をおこなっているからだ。

 このときにかかった整備費用は、約2万ポンド(邦貨換算約288万円)とのこと。走行距離は7万7951マイル(約12万4700km)だが、各部をメンテナンスしていることから、購入後にすぐに走って楽しむのも問題ないはずだ。

 内装は、レザーシートを中心としたものとなっている。レザーシートは擦れなどが目立ちやすいのだが、この個体に関しては上質といっていいレベルだ。ステアリングの使用感もほぼなく、ダッシュパネルなども美しさを保っている。

 こうした状態の良さもあって、英国BBCで放送されている『トップギア』シリーズ27のエピソード5でスープラを取り上げた放送回では、まさにこの個体が番組内で登場している。番組内ではスーパーカーキラーとして、フェラーリ「テスタロッサ」、ポルシェ「911ターボ」、アストンマーティン「DB7」らと比較されている。

 オークションの開催は、2021年3月27日が予定されている。以前のようにユーズドで気軽に手に入れられなくなったのは非常に残念だが、海外で評価されて高額で落札されているのを見るのは、不思議と日本人として誇らしく思えてしまう。落札価格に注目である。

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