VAGUE(ヴァーグ)

ホンダ「スーパーカブ」と行くツーリングにぴったりな「デイトナ」のキャンプ道具が“ちょうどいい”理由

ツーリングライダーがこだわった“本当に必要なスペック”

 多彩なアフターパーツを手がけるデイトナは、日本のオートバイ文化を支える老舗ブランドのひとつ。2022年に創業50周年を迎える同社が、ツーリングギア開発の経験を活かして生み出したのが、「デイトナアウトドア」コレクション。今回はテント、マット、シュラフの使い心地を体験しました。

●快適性と積載性のバランスレベルがとにかく高い

 穏やかなグレーのフライシートと、輝くような白いインナーテントを組み合わせた「ドームルーム」(3万1900円/消費税込、以下同)は、ソロツーリング用の新作テント。床のサイズが210✕130cmと広いため、タンデムツーリングにも対応できそうなサイズ感が魅力です。

 開発担当者によるとブランドテーマは「軽量・コンパクト・コンフォータブル(快適性)」とのこと。山岳向けほどストイック過ぎず、快適な反面重くなるキャンプ用とも違う、スタッフ自らキャンプツーリングを楽しむ、バイク用品メーカーだからできるプロダクトを目指したのだとか。

別途ポールでアップライトすれば、タープ使いも可能。撮影では1500mmのポール2本を使用
別途ポールでアップライトすれば、タープ使いも可能。撮影では1500mmのポール2本を使用

 付属品を含む総重量は3.9kgと、極端に軽量というわけではありませんが、耐水圧3000mmのファブリックを採用するなど、堅実なつくりが好印象。そんな真面目なつくりのテントで注目したいポイントは、跳ね上げ式の前室を持っていること。

 筆者はスーパーカブでキャンプツーリングに出かけますが、軽快な走りを優先するためタープは持っていきません。ですが、雨降りや日差しの強い日には「タープがあれば快適だったのに」と、思うことがあるのも事実。

 その点「ドームルーム」なら、別売りのポールを2本用意するだけで、リビング空間を作れます。雨で走行がままならない日でも、休養にあてることが可能というわけ。

 一般的なタープは、軽量タイプでも2kg程度はあるので、“タープ機能を持つテント”と考えれば、十分軽量であるとも言えます。フライも大きめで、荷物をすっぽり覆うことが可能。ベンチレーション機能も充実しているので、超軽量テントにはない快適なサイトを構築できます。

 フレームワークを工夫してテント内部の空間を広めにとるなど、基本性能もばっちり。突出した性能ではなくバランスを追求した、ツーリングキャンプに丁度良い玄人好みの仕様となっています。

インフレータブルマットは188×55㎝と、寝返りもうてる余裕のサイズ。しっかりと休養を取れば、ツーリングを安全に続けることができる。コットとの併用もしやすい
インフレータブルマットは188×55㎝と、寝返りもうてる余裕のサイズ。しっかりと休養を取れば、ツーリングを安全に続けることができる。コットとの併用もしやすい

●3.5cm厚のマットならではの寝心地とパッキング性能

 今回紹介するアイテムで、筆者が最も注目したのが「インフレータブルマット」(4950円)。キャンパーにはおなじみの自己膨張式マットですが、使用時の厚みが3.5cmで、収納時には直径約17×長さ30cmになるという、ありそうでなかったサイズ感なのです。

 実際に寝てみると、普段は8cmクラスのインフレータブルマットを使用している著者でも、地面の凹凸が気になるような不快感は感じず十分快適です。

 そういった、適度な快適さを持ちつつ、コンパクトな収納サイズを実現しているところがツーリングのことをわかっているなぁと感じさせます。このサイズなら、ツーリングバッグの内部にも収納可能です。

 8cmクラスのマットは収納時も大きく、車体やバッグにタイダウンする必要があります。そんなマットをラゲッジに収納することができれば、見た目がスッキリするだけでなく、重量バランスが向上して走行感も良好になるはずです。

Nextそしておすすめのシュラフは……?
Gallery【画像】オートバイパーツブランドDAYTONAの「デイトナアウトドア」を見る(12枚)

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