最強にカッコいい灯油ストーブ「ギアミッション」最新モデルは力強くオレンジに光る赤熱方式に!
力強いぬくもりで冬のアウトドアライフをサポート
ギアっぽさを前面に打ち出したデザインと信頼のぬくもりで人気の灯油ストーブ、GEAR MISSION(ギアミッション)に新モデル「RR-GER25」が登場した。
従来モデルは明かりとしての機能をもつ発光炎式。さらにガラス面に特殊なレインボー加工を施すことで炎がぼんやり虹色に浮かび上がる通称“レインボーストーブ”だったが、「RR-GER25」は燃焼部分が力強いオレンジ色になる赤熱方式。あたたかさというストーブ本来の機能を追求している。
明かりとしての機能は薄まったが、LEDランタンが小型・ハイパワー化している現在、ぬくもりを強化するほうが自然な流れと言える。
また、タンクも従来モデルが丸みを帯びているのに対して、「RR-GER25」は肩が張っていてより精悍なデザインとなっている。
気になるのは、灯油ストーブは屋外での使用が禁止されていること。
というのも灯油ストーブは室内で使うことを前提に設計されており、屋外では風によって異常な炎が出たり立ち消えたりする危険があるためだ。「RR-GER25」のイメージ写真はテント内で使っているわけだが、テント内での使用は可能なのだろうか?
「換気やテント内で使うタメの条件などを動画やチラシで公開しています」(トヨトミ)
テント内でトヨトミの灯油ストーブを使ってもいい条件を抜粋すると
■2か所以上にベンチレーターがあるテントで、フロアシートをはずして使う。
■灯油ストーブより100cm以内には燃えやすいものやガス缶を置かない。
■水平がとれた場所に置く。
■ストーブを使用したなら、他の燃焼機器を使用しない。
■定期的な換気をする。など。
一方で、いくら上記に当てはまっていても、斜面や雪上、高地での使用は点灯や異常燃焼の危険があるので使用できない。
諸手を挙げて使用OKというわけではないが、それでもメーカーが検証を重ね、条件を提示してくれたのは心強い。トヨトミの動画に沿って「RR-GER25」を使えば、冬キャンプがより充実しそうだ。
なお、この動画ではあくまでトヨトミの灯油ストーブの指標。テント内でのガスこんろやランタン、薪ストーブといった燃焼器具使用は禁止されているのは従来通りだということをお忘れなく。
●製品仕様
・価格(消費税込):3万3000円
・サイズ:388×388×H480mm
・重量:5.9kg
・暖房出力:2.54kW