歴史とトレンドを高次元に融合させた新世代のスタンダード
●タフさと高級感あるデザインを両立させた名機
「GA-2100」はそういったデザイントレンドを、うまく掬い上げた時計といえる。しかし単に流行に乗っただけの時計ではない。このモデルのデザインのルーツとなるのは、1983年にデビューした初代「DW-5000」だという。……はて? と思う人もいるだろう。なぜなら「DW-5000」は、一般的には“角形モデル”と呼ばれてきたからだ。
しかしベゼルの形をよく見ると、長方形ベゼルの四隅がカットされた”横長の八角形“になっている。「GA-2100」ではこの横長の八角形ベゼルの縦横比をダイヤルに合わせて調整し、八角形にしたのだ。
さらに、ケースのコア素材にはカーボン繊維を取り入れたファインレジンを使用。このカーボンコアガード構造によって、軽量化と高剛性化を実現。その一方でコンパクト化して11.8mmという薄型ケースになった。この“タフで軽くてつけやすい”という特徴も、超高級時計で好まれるコンセプト。
さらにケースやダイヤル、針やインデックスまで同系色で統一することで色の個性を際立たせ、よりアクセサリーとしての魅力を引き出すなど、現在の時計界を席巻する人気のテクニックをたくさん盛り込んでいる。もちろんその一方で、ケースの四隅のバンパーやケースサイドの突起など、随所にオールドスクールなG-SHOCKのスタイルも取り入れた。この新旧のミックス感こそが、「GA-2100」の魅力なのだ。
1970年代に生まれたラグジュアリースポーツウォッチのスタイルと1980年代に生まれたG-SHOCKの初代デザイン、そして2000年代以降のG-SHOCKの主流となるアナログ表示といった、様々な個性を上手に融合させた「GA-2100」は、G-SHOCKの新しいスタンダートといってもいいだろう。
近年のG-SHOCKの進化は、高機能化や高級化といった方向だったが、歴史とトレンドをしっかりと融合させた魅力的なモデルも充実も忘れない。トレンド感のある腕元をG-SHOCKで作るなら、間違いなく「GA-2100」が第一候補となるだろう。
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