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クルマからDIYまでこなす「ケルヒャー」家庭用乾湿両用バキュームクリーナー新型がコンパクトに!

●コロナ禍を機に、全モデルをリニューアル

「コロナ禍における自分(おうち)時間の増加により、お家清掃やDIYに関するさまざまな要望をお客様からいただきました。顧客要望は明確で『清掃パワー』『コンパクトで使いやすい』『クリーン』への改良が求められていることが分かり、顧客要望に応えるべく乾湿バキュームクリーナー製品の全面見直しを行い、2022年に全モデルのリニューアルを実施しました」(ケルヒャー ジャパン担当者)とのことで、リニューアルはコロナ禍がきっかけだったようだ。

 そんななかでも「KWD 1」は、従来製品にはない新しいラインアップとして誕生し、新しい顧客要望「軽量コンパクト、強力な清掃パワー、クリーンで使いやすさ」を具現化し誕生した新商品。ではどのような点が進化したのだろうか。

 まずひとつ目は「ブロア機能」だ。ケルヒャー ジャパンが顧客へのインタビュー調査をしたところ「家庭清掃に関する新たな要望」がふたつあったそう。

1:落葉飛散による近隣への迷惑を軽減したい(落葉の回収)
2:新しく始めたDIY趣味をより楽しみたい(DIYで出るゴミの収集)

 これを受けて、たしかな吸引力は基本機能として実現しつつ、新しい付加機能として「ブロア機能による清掃前のゴミを集める作業」を実現するため、全てのケルヒャー乾湿バキュームクリーナー製品にブロア機能を搭載。これにより、屋内外問わず、あらゆる清掃に利用できるようになった。

 ふたつ目は、DIYでのストレスを軽減するためのもの。

家庭用乾湿両用バキュームクリーナーのコンパクト版「KWD 1」
家庭用乾湿両用バキュームクリーナーのコンパクト版「KWD 1」

●細かな粉じんに対応した「フリースバック」とは

 コロナ禍以降においてユーザーが製品を使用するシーンが変わり、DIY用途(お家リフォーム対応など)として、木屑より細かなゴミ(石膏ボードやコンクリートの粉じん)の吸引対応を求める声が多くなったのだとか。

 これまで乾湿バキュームクリーナーは乾湿両用の設計となっていて、本体フィルターでは細かなゴミの収集ができなかった。そのため、別途「紙パック」などの取替可能なゴミ収集バッグを使用して細かなゴミに対応していたそう。

 そこでケルヒャーではユーザーの声に応えるために、KWD 1に木屑や石膏ボード、コンクリートの粉塵にも対応するフリースバッグを搭載。より細かな粉じんに対応した「フリースバック(合成繊維3層構造)」を、製品リニューアルに合わせて販売開始した。これにより、DIYや外まわり、車内清掃に至るまで1台でマルチに清掃することが可能に。庭やガレージなど屋外の掃除の効率化が図れるようになったのだ。

 コンパクト、そして機能性も大幅にアップした、家庭用乾湿両用バキュームクリーナーのコンパクト版「KWD 1」。ウィズコロナ時代の新たな生活に大活躍してくれそうだ。

●製品仕様
「KWD 1」
・電源使用 (W):1000
・質量(アクセサリーを含まない):3.9 kg
・梱包質量:5.5kg
・寸法:長さ349×幅328×高さ378mm
・価格(消費税込):1万1880円

ケルヒャー公式サイト

Gallery 【画像】コンパクト×フリースバック搭載。高機能な乾湿両用バキュームクリーナー(8枚)
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