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【耳寄り情報】渡航規制解除した米国のミニサーキットや電動カートで走り放題の完全エンスー仕様の貸別荘はいかが?

物件はNASCAR開催地のすぐ近く

「民泊」という言葉が世界的に知れ渡るようになったのは、Airbnb社のおかげだろう。日本では細かな法規制があるものの、ごく簡単にいえば民家の一部もしくは1軒丸ごとを宿泊場所として、貸したい人と借りたい人を繋げるサービスだ。

 宿泊できる場所のラインナップは実に様々で、旅好きにはサイトを眺めるだけでも面白い。普通の民家の部屋から、豪邸まで、世界の様々な物件から選ぶことができる。

 そんななか、Airbnbに掲載されたアメリカ・ミズーリ州の、とある貸し出し物件が話題を呼んでいる。その名も「Little Talladega(小さなタラデガ、という意味)」。敷地面積32万3000平米に建てられた家には6ベッドルーム、6.5バスルームが用意され最大16名まで滞在できる。

“タラデガ”でピンと来た読者は、NASCAR好きだろう。タラデガにはNASCARが開催される「タラデガ・スピードウェイ」が存在する。そして“小さなタラデガ”には、なんとミニサーキットがついているのだ。しかもそれがAirbnbで借りられるという。

 屋外のミニサーキットでは車両やゴーカートでドリフトができるし、ATV(全地形対応車)でダートコースを走ったり、敷地面積24万平米を自由に探検できたりする。ミニサーキットはナイター照明も完備しているが、日没から1−2時間で消灯する設定になっている。

 そして、あえて「屋外の」と記したのには理由がある。

 なんとドリフトコースは室内にも設けられており、電動カートで走ることができる。屋内施設はゲームセンターばりのゲーム機やビリヤードテーブルなども完備。ちなみに、自由に利用することができるゴーカート、電動カート、ATVは貸し出し物件に付属されている。

  • 大スケールの敷地を用意。未舗装部分は用意されたATVでオフロード走行が可能だ(C)Little Talladega

●大勢で合宿すればむしろバリューある価格

 控えめにいって、クルマ好きにとっては天国のような宿泊施設だ。走り疲れたらリビングルームで寛ぐもよし、プールサイドでのんびり過ごすもよし。まだまだ身体を動かしたいという人には、ジム設備もバッチリ。

 宿泊料金は滞在時期によって変動するが1泊約2000ドル(邦貨換算約22万5000)からで、最低2泊から予約できる(クリーニング代、Airbnbサービス代、税金は別途)。16名で割り勘すれば、驚くほど高い金額ではない。

 つくづくアメリカの物理的大きさと、遊び心の器の大きさを感じさせてくれる建物だ。ホテルで寛ぐリゾートスタイルもいいが、別荘を借りて本気で遊ぶというのも面白い休暇の過ごし方だろう。

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