VAGUE(ヴァーグ)

●技術革新が続けざまに起こる時代だからこそアナログウオッチで気を引き締める

 自動車業界では、電気自動車や自動運転といった大きなパラダイムシフトを迎えている。

 時計業界の場合は携帯電話の誕生とともに時計不要論が語られはじめ、そしてスマートウオッチの登場によって再びその座を脅かされている……ようにも思える。

 しかし実際には世界でも日本でも、時計市場は活況である。

「僕は結構、古臭いところがあって、なるべくプロトコールを守りたいんです。時計もそこに入っていて、スーツやジャケットにはアナログの時計を合わせるべきだという考えがある。特に男性って相手の時計を気にするじゃないですか。

 もともとフランス車のPRを勤めていたこともあって、自動車番組に出させてもらったこともありましたが、その際はフランス国旗にちなんで時計のストラップをトリコロール柄にしていました。すると視聴者から『あの時計は何ですか?』と問い合わせが入るんです。それくらい時計は人から見られているし、だからこそ楽しみたい」(森さん)

 特にビジネスマンにとって、時計は数少ない自己主張の場となる。ビジネスファッションの幅が広がり、ノータイやジャケパンスタイルが許されるようになってきた時代だからこそ、アナログウオッチで引き締めるのがいいだろう。

  • 「アテッサ ACT Line AT8185-62E」/全体にデュラテクトDLCを施し、ブラックで精悍なルックスに仕上げた。ベゼル部分に都市コードを入れているのも特徴。光発電エコ・ドライブ、ケース径42mm、ケース厚10.8mm、スーパーチタニウム™製のケ―ス&バンド、10気圧防水、耐磁1種。14万3000円(消費税込)
  • 「アテッサ AT8040-57E」/ベゼル部分に美しいポリッシュ仕上げを施すことで、洗練された雰囲気を演出。軽くて着用感に優れつつも、表面の硬度が高いため、輝きがいつまでも保たれる。光発電エコ・ドライブ、ケース径41.5mm、ケース厚9.7mm、スーパーチタニウム™製のケ―ス&バンド、10気圧防水、耐磁1種。11万円(消費税込)

 アテッサのACT Lineは、アクティブなデザインでありつつケースの重厚感や丁寧な仕上げ処理によって、カジュアルになりすぎないクラス感があり、ブラックケースの「AT8185-62E」はオレンジ色を差し色として効かせており、オンにもオフにも対応できるだろう。

 一方で、もっとカッチリしたスタイルが好みなら、小径&薄型の定番モデル「AT8040-57E」もおすすめだ。ケースやバンドはスーパーチタニウム™製で、ベゼルは美しい磨き仕上げによってキラッと光る。ブラックダイヤルは視認性も高く、まさに王道の時計としての良さがある。

「もちろんスマートフォンでも時刻確認はできますが、いい大人ですから、時刻を知るという所作にもこだわりたい。必要な栄養素が取れるからといって宇宙食みたいな食事じゃ味気ないですし、自動車だって自動運転もありますが、やっぱり自分の意思で自由に移動したいというのが人間の根源にはある。そういう感性は、いつまでも大切にしたい」(森さん)

 どれだけ社会が高度に進化しても、ワクワクするような何かを求めたいという欲求は変わらない。シチズンでは世界初を目指す民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」を支援しており、アテッサにも使用される素材“スーパーチタニウム™”が、月着陸船の脚の部分に使用されている。

  • シチズン独自の素材「スーパーチタニウム™」は、軽くて、強度も高く、世界初を目指す民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」の月着陸船の脚部に採用されている。2022年12月11日、月着陸船は宇宙へ打ち上げられ、民間初の月面着陸を目指して順調に航行を進めている。月への着陸は2023年4月末を予定。※2023年2月時点の想定

 この素材はシチズンが積み上げてきた独自のチタニウム技術や加工技術、デュラテクトという表面硬化処理を加えたもの。

 軽くてキズに強く、表面が平滑であるため評価された形だ。こういったサイドストーリーも、アテッサを選ぶという大きな動機になるだろう。

 時計は単なる道具ではなく、生活を豊かにしてくれるための嗜好品であるのだから。

●市民に浸透する「ブランド」としてのシチズン アテッサ

「結局のところ“ブランド”というのは、ユーザーの心の中にしかないのだと思うんです。ユーザーは商品に対して何らかの期待をする。それは『信頼性』や『かっこよさ』、『正確さ』かもしれない。

 そしてメーカーは、それに対する約束を提供する。そんなメーカーとユーザーとの関係性の中から、“ブランド”が醸成されるのでしょう。だからひとりひとりのブランドイメージはちょっとずつ違って当然ですし、メーカー側が『これがうちのブランドです』と強く押しだす方が違和感になる。

 メーカー側が語るべきは“強み”の提案であり、それぞれのユーザーが心に抱いた期待をメーカーがきちんとキャッチできれば、ブランドとして長く続いていくのだと思います。このアテッサには、シチズンの強みが込められているし、それがユーザーに伝わっている。だから35年間も続いたブランドとなったのでしょう」(森さん)

  • 「AT8185-62E」/黒く精悍なケースにオレンジの差し色がスポーティな印象をもたらす
  • 「AT8040-57E」/6時位置のサブダイヤルには、アシンメトリーが個性的な曜日をハイライトした扇形パーツを配置。左右非対称のデザインが、文字板に個性的なアクセントを生み出している

 シチズン「アテッサ」には、時計の“普通”が詰め込まれている。しかしそこに到達するためには、様々な技術開発が隠れている。それを気付かせないというのがシチズンの美学であり、だからこそユーザーとの信頼関係が生まれる。

 優れたブランドとは、そういうさりげなさの積み重ねから生まれるものなのだ。

 シチズン「アテッサ」の詳細はこちら 

AT8185-62E、AT8040-57Eを対象店舗で購入すると、シチズンオリジナルウオッチクロスをプレゼントするキャンペーンを開催中。
期間:2/17~4/16
対象店舗はこちらからご確認ください。
https://citizen.jp/shoplist/series/S004

Gallery 【画像】クルマ好きと時計好きによるシチズン「アテッサ」対談! さらにディテールも見たい!(18枚)

page

  • 1
  • 2