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スマートウォッチで健康になる! あえてビジネスに「Garmin」を選んでみる? フラッグシップ「fenix 7」を体験してみた!

普段、時計をしない筆者がGarminのスマートウォッチをしたら…

 時計と言えば、「時を刻む物」として昔から実用性、ファッション性という部分で重要視されてきたアイテムです。
 
 最近では、時代の流れに合わせてスマートウォッチという1台で様々な機能を網羅したものも流行っています。
 
 そんななかで、ビジネスシーンでも愛用されるようになったスマートウォッチですが、今回はGarminを試してみました。

スマートウォッチと言えばApple Watchが有名だが…あえてGarminのフラッグシップモデルを着けてみた!
スマートウォッチと言えばApple Watchが有名だが…あえてGarminのフラッグシップモデルを着けてみた!

 スマートウォッチといえば、Appleを始めSUUNTO、Garminなど様々なブランドが展開しています。

 スマートウォッチの種類はたくさんあり、上位機種になれば基本的に「スマートフォン連携」「健康管理」といった部分は似たりよったりなものになってきます。

 中でもiPhoneユーザーが多い地域では、Apple Watchをビジネスシーンで愛用する人も。

 その一方で、「みんなApple Watch付けているの被りたくない」という人もいますが、今回はビジネスシーンにも似合うGarminのフラッグシップモデルとなる「fenix 7 Sapphire Dual Power」を実際に1か月付けてみました。

■ そもそもGarminとは? 海外や国内で「fenix 7 Sapphire Dual Power」を使ってみると…

 Garminは、米国発のGPS製品メーカーとして1989年に設立されました。

 製品ラインナップは航空、海洋、自動車、アウトドア、フィットネスといった分野にマッチしたものを展開しています。

 そのなかでfenix 7は、日常でのウォーキングやランニングから、ゴルフやサーフィンなどのスポーツや、登山などのアウトドアといった様々なアクティビティに対応するマルチGPSウォッチです。

 また、大きな特徴として1.3インチのソーラー充電対応ディスプレイを採用することで、100%充電で18日に加えてソーラー充電でプラス4日間となる最大22日も追加充電することなく使用できます。

 この部分は、充電の減りが気になりやすいスマートウォッチとしては大きなポイントとなるほか、「毎日の充電が面倒」という人には最大のメリットかもしれません。

 実際に筆者は、開封してから1度満充電にした後に海外出張や国内出張に出かけている間に付けっぱなしでしたが、電池残量を気にすることなく使えました。

 またfenix7は、前述のように様々なアクティビティに対応しているのも特徴です。

「スポーツアプリ」としてトレイルランニング、水泳、ランニング、サイクリング、ハイキング、ローイング、スキー、ゴルフ、サーフィンや室内クライミングなど、内蔵された機能でそれぞれの測定などが可能となっています。

 その他、複数のグローバルナビゲーション衛星システムを利用することで、高度地図やゴルフコースマップやスキーマップにも対応。

 健康モニタリングでは、心拍数や血中酸素計測、睡眠モニタリングなども計測してくれます。

 筆者は様々なアクティビティや運動を嗜む人ではなかったのですが、身長や体重などの初期設定をしていれば必要な歩数が掲載される機能が備わっていたため、必然と歩くようになり、一定数に達すると画面に達成した表示が出るのを目標にするなど、自分から身体を動かすようになりました。

 さらに海外出張(フランス)の道中となる飛行機内では4時間ほどしか寝れなかったこともあり、睡眠モニタリングでは「スコア:37/睡眠の質:悪い」として「時間が短く良質ではない睡眠でした。今日はとても疲れを感じるでしょう」というコメントまで。

 その後、日本での日常生活内における睡眠ではとても良く寝れたという表示が出るなど、必然的に睡眠を改善しようという意欲にも駆られます。

睡眠時間に応じてスコアが表示される
睡眠時間に応じてスコアが表示される

 また互換性のあるスマートフォンであれば電話やメール、アプリ受信などが通知されるほか、音楽アプリの連携、提携プロバイダによる「Garmin Pay(Suica対応)」も備わるなど、日常生活から過酷なアクティビティまで網羅する1台です。

 このあたりは、Apple Watchなどでもお馴染みの機能ですが、やはりスマートフォンをすぐに取り出せないなどのシーンで連絡に気づけるという部分はアクティビティやビジネスシーンでも重要だと感じました。

 ここまで紹介した機能であれば、「他のスマートウォッチ…とくにApple Watchでも良いのでは?」という意見も聞こえてきます。

 ですが、今回の海外出張では現地や他国のユーザーから「Garminを着けてるんだ。スポーツ好きなの? 僕も自転車が好きだから一本持っているよ」というトークが弾んで、相手の趣味などもわかってコミュニケーションに役立ちました。

 このように、今回日常生活で時計(スマートウォッチ)を着けない筆者がfenix7を使ってみたことで、運動の習慣がなかったのに少しでも歩くことを意識したことや、仕事での効率化が図れたことなど、健康&ビジネスといった両面でメリットがあるように感じられました。

Gallery 【画像】どんなシーンでも似合う? 初めてのスマートウォッチはいかに!(12枚)

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