PEC東京のレストラン906や956カフェで木更津市産有機米を採用

　ポルシェジャパンは2023年12月20日から、ポルシェのブランド体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」のレストラン906や956カフェで、木更津市で生産された有機米や食材を使用したメニューを追加したと発表しました。

　このきさらづ学校給食米（有機米）はポルシェジャパンが「学校給食提供に向けた有機米プロジェクト」へ継続した寄付を実施しており、限りある生産の中でPEC東京へ提供する流れになったとのことです。

　木更津市は「オーガニックなまちづくり条例」を掲げており、地産地消や食育の推進へ力を入れています。有機米の取り組みは2018年から始まり、農薬・化学肥料を一切使用しないこだわりの栽培方法により、貴重価値の高い木更津市のブランド米になっています。

　今回、PEC東京で新しく展開されるメニューには、2023年に生産された令和5年産の有機米（新米）を使用。あわせて、シェフが厳選した木更津市の旬な食材と共に、PEC東京でしか味わえない特別メニューが考案されました。「956カフェ」に登場するメニューは、「ベジタブルカレー」「本日のスペシャル丼」「マグロの炙り丼」の3種類。それぞれの提供価格は1650円となっています。

　今年「学校給食提供に向けた有機米プロジェクト」への支援は3年目を迎え、ポルシェジャパンは前年の倍額の寄付を納めており、木更津市の有機米生産に向けた取り組みを継続して支えています。

　PEC東京の2階に位置する「レストラン906」は、1967年に富士スピードウェイで行われた日本グランプリで優勝した伝説のレーシングカー「ポルシェ906」をモチーフに導入したレストラン。洗練されながらも親しみやすいメニューは、アラカルトからコースまで展開しており、多様な味、独創的な技術、遊び心を組み合わせ、食材にこだわった料理で構成されています。

　席からはドライビングコースの素晴らしい景色を一望でき、ドライビング体験の合間や、レストランのみ利用など用途に合わせての利用が可能です。

　また、1階トラックの正面グランドフロアに位置する「カフェ956」では、エスプレッソやコーヒー、ペストリー、サンドウィッチ、サラダなどの軽食を提供。屋外のテラス席では最新のポルシェを眺めながら、作りたてのメニューを味わえ、お持ち帰り用メニューも用意されています。