VAGUE(ヴァーグ)

日本の伝統カラーがそろう「セイコー プレザージュ」新シリーズは、“曲線美”と多列ブレスレットの快適な“装着感”がポイントです

●絹のような質感のダイヤル

 これまでも日本の美意識をコンセプトに据え、伝統文様や日本庭園の砂紋などを文字盤で表現してきたプレザージュ。

 今回の新シリーズでは、伝統工芸品や衣服・着物などが見せる実用性を備えたしなやかな美しさ、「用の美」を表現しています。

 ダイヤルでは、繊細な型打ち模様により、日本で古くから用いられてきた絹織物の柔らかな質感や繊細な光沢を再現。

 シンプルな3針モデルの「SARX121/SARX123/SARX125」(13万2000円 消費税込)では、高級感のある柔らかな絹織物の織目をイメージし、 オープンハートを備えた「SARJ007/SARJ009」(15万4000円 消費税込)では、繊細な放射状のパターンにより生糸のような質感表現に挑んでいます。

絹のようなテクスチャを再現したダイヤルと伝統色で日本の「用の美」を表現するクラシックシリーズ
絹のようなテクスチャを再現したダイヤルと伝統色で日本の「用の美」を表現するクラシックシリーズ

 ダイヤルカラーもまた、日本の伝統色を採用しており、繊維そのものの色である「素色(しろいろ)」や、江戸時代に流行した深みのある緑褐色「仙斎茶(せんさいちゃ)」、淡い柿色の「洗柿(あらいがき)」、僧侶の衣服にも使われた灰色がかった黒色の「墨色(すみいろ)」という、伝統と風情を感じるカラーで上質な和の雰囲気に。

 ケースやダイヤルのフォルムもまたしなやかで、デュアルカーブガラスを用いた曲面のケースに、中心に向かって丸みを帯びたダイヤル、繊細な曲線美をみせるラグに、インデックスや針の先端までも緩やかにカーブさせ、伝統工芸品のような柔和な美を表現しています。

 ブレスレットは、1970年代に多く見られたブレスレットから着想を得て、多列ブレスレットを新たに開発。そら豆型、あるいは勾玉のようとも言える形状の細かなコマが連なり、手首にしなやかに馴染み、かつ肌に接する面積を少なくすることで快適な装着感を実現しています。

 どんな場面にも馴染むベーシックな佇まいでありながら、和の伝統を感じさせる繊細なこだわりを秘め、腕元でじっくりと愛でたくなる満足度の高い「クラシックシリーズ」。いずれのモデルも6月8日発売予定となっています。

●製品仕様
「SARX121/SARX123/SARX125」
・価格(消費税込):13万2000円
・ケース、ブレスレット:ステンレススチール(ダイヤシールド)
・ダイヤルカラー:素色(しろいろ)、仙斎茶(せんさいちゃ)、洗柿(あらいがき)
・ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
・防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
・ケースサイズ:[外径]40.2mm(りゅうず含まず)、[厚さ]13.0mm
・発売予定日:6月8日(土)

「SARJ007/SARJ009」
・価格(消費税込):15万4000円
・ケース、ブレスレット:ステンレススチール(ダイヤシールド)
・ダイヤルカラー:素色(しろいろ)、墨色(すみいろ)
・ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
・防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
・ケースサイズ:[外径]40.2mm(りゅうず含まず)、[厚さ]13.0mm
・発売予定日:6月8日(土)

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