キャンピングカーは「ハイエース」だけじゃない! フィアット新型「デュカト」は469万円から
待望のキャンピングカーのベース「デュカト」が日本上陸
FCAジャパンは「ジャパンキャンピングカーショー2022」において日本初導入として話題になっていたフィアットの商用車「デュカト」を発表した。未架装のデュカトの車両価格(消費税込)は、469万円からとなる。デリバリーは2022年下半期を予定。
●個人販売ではなくB to Bで販売
フィアット・デュカトといえば、ヨーロッパで2020年と2021年に小型商用車部門のトップセールスを記録した注目の車両。日本の商用車にはないスタイリッシュなデザインと欧州車ならではの上質な作り込み、さらに、様々な用途で架装可能な自由度の高さが魅力のクルマだ。
今回の発表会にはFCAジャパンのポンタス・へグストロム代表取締役社長兼CEOが登場し、次のようにデュカトを説明した。
「デュカトは、ヨーロッパでは7割以上ともいわれる圧倒的なシェアを誇るモデルだけに、現在急成長を遂げている日本のキャンピングカー市場に向けて、間違いなくさらなる魅力を発揮できるモデルになるでしょう。
そして、現在の日本のキャンピングカー需要に求められる要素を取り入れ、その価値をより高める1台として仕上げることが出来る最高のベース車です」
販売スタイルについては、欧州と同じようにビジネスモデルを基本としてキャンピングカーベース車両として提供。また様々な用途で使える商用車ベースとして販売をおこなう。
つまりは個人向けの販売はおこなわず、法人向けのB to Bによる販売に限定し、車両架装を専門とするビルダーとタッグを組む形で全国に販売網を広げる計画だ。
すでにヨーロッパでは、デュカトのラインナップは、その多用途性が業界のベンチマークになっている。よって、日本においてもキャンピングカーの新たなスタイルを築くと共に、キッチンカーやデリバリーバンを含めた様々な商用車用途で魅力を発揮する1台になると見て間違いないだろう。
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