●夏の冒険に連れて行きたくなるようなスポーツウォッチ
いよいよ夏本番、今年こそは外遊びを満喫したい、そんな計画に胸躍らせている方が多いのでないでしょうか。山に川に海に、または海外旅行と楽しみがいっぱい。さまざまなアクティビティは解放感を味わうのにぴったりでしょう。
そこで最高のお供としてオススメしたいのが、“異端児”(=アウトライアー)の名を持つスポーツウォッチ。アメリカ鉄道時代に端を発する老舗メーカー・ボール ウォッチから登場する「エンジニア III アウトライアー」は、あらゆるシーンにマッチする正統派の万能時計です。
今回、いち早くキャンプへ連れ出す機会があったので、その実力を確かめてみました。
都内を離れて数時間、キャンプ場でいつもの準備を始めます。テントを設営し、さっそく次なる遊びのための準備を開始します。
お目当ては川魚。キャンプ場から徒歩数分で行ける場所に釣り道具を持って出発。さてこの「アウトライアー」、200m防水に両回転のベゼルを備えておりダイバーズウォッチ級の堅牢性と機能性があります。
耐水性はもちろん、独自の5000Gsという耐衝撃性を持ち、アウトドアでのアクションとの相性は文句なし。水の中に入ったりガンガン竿を振ったりと、腕時計の存在に気を使うことなく遊びに没頭できます。
また反射防止処理済サファイアガラス、シンプルなバーインデックス、日付窓には拡大鏡もあり視認性は抜群。シルバーのベゼルとベルトの高い質感が、高級ギアとしての満足感を与えてくれるのも魅力でしょう。そして注目なのはケースに使われている素材。
ロレックスなど特定のブランドのみが採用している「904Lステンレス」は、腕時計に使われているステンレススティール素材の中でもクロム、モリブデン、ニッケル、銅などの含有量が高く、腐食、さび、酸に対して優れた耐性を持っています。
また硬度も通常のステンレスに比べて高く、海や川といったアクティビティでの使用に耐えうる金属なのです。
●仕事の相棒としても信頼できる1000ガウスの耐磁性
ひとしきり遊んでテントに帰ってくると、コーヒーを一杯淹れてブレイクタイム。溜まっている仕事メールの返事をするべく、ワーケーション気分を味わいます。電波インフラやガジェットの向上により、どこでも仕事ができるようになったのは、いいことなのか悪いことなのか…。
とはいえ、パソコンでの作業をしつつ再び時計に目を落とすと、しっかり時を刻んでいることに安心感を覚えます。なぜなら機械式時計は総じて磁力に弱い構造で、デジタルガジェットの多い昨今、どこで“磁気帯び”するか不安になることも。
金属でできている心臓部であるムーブメントは、磁力を帯びると精度を保てなくなります。それを防ぐためボール ウォッチは、ムーブメントを覆う複数の部品(インナーケースやベースダイヤルなど)素材に透磁率の高い軟鉄やミューメタルと呼ばれる金属を採用し、それらの部品で磁気シールドとなる「耐磁インナーケース」を形成し、影響を及ぼしにくいようにしています。
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