●時計マニアもうなる自然な装着感
シンプルさを極めた「クラシックフィールド」を腕に乗せるとすぐに気がつくのは、その腕なじみのよさ。
その理由はケースサイズをフィールドウォッチの基準とも言える直径38mmとしつつ、「ラグ・トゥー・ラグ」の寸法を46mmに設定していることにあります。
ラグとはベルトを時計に固定するための突起のことで、2つラグとラグの間隔である「ラグ・トゥー・ラグ」が、広すぎては手首と時計に隙間ができて不安定になり、狭すぎると窮屈になってしまうという、時計作りの重要なエレメント。
多くのフィールドウォッチは47mm程度ですが、クラシックフィールドは日本人の手首に沿うよう46mmに設定。
わずか1mmの差ですが、ビジネスシーンでもアウトドアでも快適な装着感を約束するだけでなく、コーディネートの解像度をより高いものに。腕時計を熟知する人ほどその完成度の高さに驚くはずです。
●アウトドアで本領を発揮する機能性
「クラシックフィールド」の機能性の高さを物語るのが、100m防水でありながらドレスウォッチの厚さの基準である10mmを下回る9.5mmという薄さを実現していること。
ともすれば防水性は二の次になりがちなフィールドウォッチですが、「クラシックフィールド」なら雨の日の自転車通勤やジムでのワークアウトをはじめ、オフタイムのフィッシングまで一本でこなせてしまう守備範囲の広さが自慢です。
たとえば、キャンプサイトの準備をした後で清流に降りて楽しむフィッシングでも、水濡れを気にせず存分に楽しめるのは大きなアドバンテージ。その装着感の高さのせいか、ロッドを1日中振っていても煩わしさはまったく感じませんでした。
「クラシックフィールド」がムーブメントに選んだのは、日本製のミヨタ社「cal.9039」。1時間に2万8800回振動するハイビート仕様で、時計精度を飛躍的に高めることでビジネスシーンでも頼りにできる高精度を達成しています。
さらにカルレイモンの気配りを感じさせるのが、ベルトの裏側に設けられた溝。肌に直接触れる面積を減らすことで汗をかいてもべとつきにくいので、例えばフォールディングバイクで打ち合わせに出かけるときも、スマートにこなすことができます。
●機械式腕時計の入門にも最適なタイムピース
シンプル&エレガンスなスタイルでありながら、頼りになる機能性でオンでもオフでも活躍してくれる「クラシックフィールド」。
どんなファッションにも溶け込み、シーンを選ばず使いたくなるタイムピースですが、アンダー7万円とリーズナブルな価格も見逃せません。
ブラックとブルーのダイヤルカラーに加え、アプライドとアラビアンプリントから選べるインデックスのバリエーションの中から、自分のスタイルにあった一本が必ず見つかるはずです。
●製品仕様
・価格(消費税込み):6万9300円
・ケース素材:316Lステンレススティール
・バンド材質:ラバー
・ガラス:反射防止サファイアガラス
・防水性能:100メートル(10気圧)
・ケースサイズ:直径38mm、厚さ9.5mm
・ムーブメント:MIYOTA 9039
・巻上方式:自動巻き
・パワーリザーブ:約42時間
・振動数:2万8800回振動/h
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