JALPAKに任せれば“特別列車の旅”はもっと楽しくなる
身をゆだねたシートで柔らかなリズムに揺られ、移ろう風景を車窓に感じながら最高の時を過ごす。特別列車の旅は航空機やドライブとは一味違う、非日常の旅情にあふれています。
単なる移動手段ではなく旅の目的として注目される特別列車ですが、旅慣れたツーリストに選ばれているのがJALPAKのプロデュースする「冬の煌(きら)めく景色を堪能『或(あ)る列車』とハウステンボスの旅 4日間」という九州を巡るパッケージツアーです。
主役である特別列車はもちろんのこと、宿泊するホテルや料理、そして訪れる観光地にいたるまで、1965年のJALPAKブランド誕生からさまざまなスタイルの旅を生み出してきた“プロフェッショナル”であるJALPAKによって選ばれているのが最大の魅力です。
自身で列車や宿泊の予約を手配する自由旅行も楽しいものですが、訪日観光客の急増で旅行事情も日々激変しています。
気配りともてなしに精通する旅のプロに“おまかせ”できるパッケージツアーは、心置きなく旅情にひたれる賢いスタイルとして再評価されています。
今回は、旅好きなら一度は体験したい“いま行くべき価値のある”九州旅プランを紹介します。
JALPAK初登場の「或る列車」 幻を現代に復活させた特別な列車
今回ご紹介するのは2025年2月20日から行われる、「冬の煌(きら)めく景色を堪能『或る列車』とハウステンボスの旅 4日間」です。
宿泊は全日程ホテルでのステイ。列車の移動はもちろん、停車地で列車を離れての観光やショッピングもしっかり楽しんでしまおうというバリエーション豊かなプランで、出発から解散まで添乗員が同行するため、旅の初心者でも安心して参加できます。
「或る列車」とは、かつて存在した「九州鉄道」が国有化される前の明治39(1906)年に、アメリカのブリル社に発注した豪華客車「九州鉄道ブリル客車」を現代によみがえらせた観光列車のことです。
「ブリル客車」は九州鉄道が国有化されたこともあって運行されず、長らく幻の客車としてファンによって語り継がれてきた存在でした。
その列車が鉄道模型の神様として知られる故・原信太郎氏の作品を元に、原鉄道模型博物館の原健人副館長の協力を受け、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」も手掛けた水戸岡鋭治さんとドーンデザイン研究所がデザイン・設計を担当し2015年に復刻されたのがこの「或る列車」というわけです。
JALPAKに初めて登場する「或る列車」は、ゴールドを基調に黒の唐草模様をあしらい、“デザインと物語のある列車”として人気。2両編成で寝台車両は連結しないため、3泊のステイはすべてホテルを利用します。
2つの車両は木のぬくもりが優しい特別な内装が自慢
「或る列車」の2人席、4人席のテーブルを配置した1号車は、ロマンチックな色彩とクラシカルなデザインが特徴。内装にはメープル材を多用しているため、優しい木のぬくもりを感じられる車内に仕上がっています。
2号車は個室を備えた車両。コンパートメントを取り囲む落ち着いた色の組子はウォールナット製で、「ななつ星in九州」でも使用された技術を採用しています。
旅のスタートはハウステンボスから 異国情緒あふれる特別な体験!?
羽田空港をJAL607便にて出発したツアーは、まずは長崎空港へ。
初日の宿泊地である海を庭に持つハウステンボス(長崎県佐世保市)の「ホテルヨーロッパ」へバスで向かいます。
夕方には世界最大級の1300万球のイルミネーションがともるハウステンボス園内の夜を楽しむカナルクルーザーでのクルーズへ。
船からはオランダの町並みを再現した趣ある街の夜景が視界いっぱいに広がります。
2日目はバスにて、世界最大規模の有田焼ショッピングリゾートの「アリタセラ」(佐賀県有田町)へ。
その後は鏡山展望台(佐賀県唐津市)や、福岡県糸島市の桜井二見ヶ浦 夫婦(めおと)岩に立ち寄るので、その風景のなか記念撮影を楽しみたいところです。
その後、都ホテル博多(福岡市)に移動し宿泊。翌日まで休みます。
「或る列車」にて非日常の移動体験で温泉の街 日田へ
ツアーの3日目にはいよいよ、博多駅から「或る列車」に乗車し由布院へ向かいます。
車内でのランチを担当するのは、世界ベストレストランに10年以上連続ランクインしている、東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフである成澤由浩氏です。
自然環境をテーマにした料理をつくり続ける成澤氏が用意するのは、自ら九州各地の生産者を訪れ五感で確かめた質の高い食材による「或る列車」だけのオリジナルのコース料理。
前菜、お魚料理、お肉料理、スイーツ、ミニスイーツは九州の職人たちがこの列車のために特別に制作した器に盛られ、非日常感あふれるぜいたくな時間を体験させてくれます。また、ドリンクはフリーで楽しめます。
3日目の宿泊地は「奥日田温泉うめひびき」(大分県日田市)。訪日観光客が多い湯布院から少し離れた奥日田温泉をあえて選定しているそうです。
4日目は再びバスでの観光。「美しいまちなみ大賞」を受賞した大分県日田市豆田町へ向かいます。重要伝統的建造物群保存地区に指定された白壁の古い町並みは散策にもぴったり。
そして、豆田町で300年以上続く歴史ある酒蔵のクンチョウ酒造を見学したら、その後はフリータイム。大分空港からJAL670便にて羽田空港へと飛びツアーは終了となります。
「JALPAKにまかせて良かった」と思えるパッケージ
特別な列車の旅と聞くと、「予約するのが難しそう」というイメージがあります。
ですがJALPAK「或る列車」のパッケージツアーなら、期日までに申し込みを済ませればOK。
時間をかけて自由に旅をデザインする旅行もいいですが、充実した旅をリーズナブルな価格でパッケージングできたのは、60年の歴史を持つJALPAKだからこそ。
時間を有意義に過ごせる最新のパッケージツアーで、忘れられない思い出を作りに出かけてみてはいかがでしょうか。
[Text:杉山元洋]
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●「『或る列車』とハウステンボスの旅 4日間」旅行代金(すべて消費税込み)
基本旅行代金(大人1名)※子ども料金の設定はありません
・2025年2月20日(木)発
3名1室:31万3000円
2名1室:31万8000円
1名1室:37万8000円
(※現地発着代金は上記旅行代金から一律3万円引き)
・旅行代金に含まれるもの
往復の航空運賃(現地発着プランは除く)、国内線旅客施設使用料(対象空港利用の場合のみ/現地発着プランは除く)、添乗員費用、行程に明示された列車のJR券代(食事含む)、宿泊費、食事代、送迎バス乗車料金、 各観光地における入場料金、消費税等諸税。
●「或る列車」ツアー販売方法
各ツアーはホームページの応募フォームまたは電話による申し込みになります。
(※申し込み多数の場合は抽選)
・受付期間:
「或る列車」出発日の1カ月前まで
・電話:050-3155-3350(JAL eトラベルプラザ)
・電話受付時間:10時~18時(12月31日~1月3日、ビル法定点検日を除く)
・ウェブ申し込みサイトは以下のリンクから