軽井沢の魅力を再発見させてくれる新たなオアシス
アウトレットを後にし、ホテルインディゴ軽井沢にチェックインする。洗練された空間設計、ガーデンを歩いた先で出合えるユニークなアート、浅間山を間近に望む豊かな自然は、軽井沢というリゾート地の魅力を余すところなく感じさせる。
ただ自然に癒されるだけでなく、自然からインスピレーションを受けた空間を楽しめるのもこのホテルの魅力だ。そのことに心を躍らせながら、部屋へと案内してもらう。
木を基調としてデザインされた客室には、“小さな遊び心”が置かれていた。木彫りのリスだ。広報担当の方に尋ねてみると、軽井沢にはリスがたくさんいるという。
そういえばイギリスでも、公園でよくリスの姿を見かけた。小さな体で走り回る姿は愛らしく、見つけると思わず指を差し、「かわいい」と口にしていた。こんなところにもイギリスとの共通点が見つかるとは驚きだ。リスを探しに周囲を散策したくなった。
そしてもうひとつ、興味を誘ったのがミニカーだ。軽井沢は日本のモータースポーツ発祥の地ということで、ミニカーを客室にディスプレイしているのだとか。「浅間火山レース」や浅間サーキットの歴史にも触れることができ、思わぬ知識を得ることになった。
客室にはほかにも、軽井沢在住のアーティストであるテリー・マッケーナさんの木版画など、軽井沢の自然を題材にしたアートをディスプレイする。発見があふれる空間は、癒しに加えて楽しさも提供してくれる。
●ランチではシェフの創意工夫と矜持を垣間見る
部屋でくつろいだ後は、心づくしのランチが待っている。
ホテルインディゴ軽井沢のオールデイダイニング「KAGARIBI」で提供されるのは、総料理長である古村和也さんが地元の野菜を使い、創意工夫を凝らしたイタリア料理だ。
寒い季節に甘みが増す紅芯大根には“KAGARIBI”の文字が刻まれ、これだけでもシェフの矜持が垣間見える。そして、こんがり焼けた豚肉を口にしたとき、積み重ねられた技の粋を感じた。
カリッとした表面に、とろけるような食感、そしてうま味が迸る。薪火で焼き上げたという信州豚はその味わいを最大限まで引き出すべく、骨がついたまま調理しているのだとか。もちろん、皿の上に肉と骨は切り分けられて出てくる。そんな気づかいにもうれしくなる。
感動の体験をもたらしてくれるダイニングは、薪をデザインの中に取り入れた、自然と調和した空間となっていて、明るい気持ちで食事を楽しむことができた。
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