都内と軽井沢を往復しても給油を考えずに済む省燃費
周辺を散策して自然に触れた後、ホテルインディゴ軽井沢を出て自宅へとアルカナを走らせる。
ゆったりとしたペースでも、アクセルを踏み込んで元気よく走らせても、安定感抜群の乗り味は、さすがヨーロッパで鍛え上げられただけのことはある。
ヨーロッパの交通事情は、少し極端な部分がある。都市部の住宅街には1車線しかない道路が珍しくなく、そして路上駐車も多い。その分、走りにくく、低速域での走行性能や小回り性能も必要とされる。半面、あまり開けていない地方部では、すれ違えないような狭い道でも、制限速度が60マイル/h(約90km/h)というケースが少なくない。その上、たとえばドイツのアウトバーンでは、200km/hを超えるようなハイスピードで疾走する。その分、クルマには高い性能を求められるが、アルカナはどんなシーンにおいても申し分のない走りを披露してくれるだろう。
しかも今回、試乗したアルカナ R.S.ライン マイルドハイブリッドは、なんといっても燃費がいい。1.3リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに補助モーター(BSG)と12Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたパワートレインは、減速時に発生する回生エネルギーを蓄えたバッテリーの電力で、発進/加速時にモーターを駆動してエンジンをアシスト、燃費を向上させる。
カタログに記載されるWLTCモード燃費は17.0km/Lと上々で、都内と軽井沢を往復しても給油を考えなくていいのは心強い。その上、アルカナ R.S.ライン マイルドハイブリッドは、ガソリンターボならではの力強さがあり、エコカーでありながら走りが刺激的という二面性を持つ。
また、ステアリングやシートを介して伝わってくる路面などの情報も鮮明で、クルマと対話しながら走りを楽しめるのだ。
さらに好印象なのは、アクセルペダルを離したときに生じる回生ブレーキが自然なこと。個人的に、一般的なハイブリッドカーは回生ブレーキが効きすぎるイメージがあったのだが、アルカナのそれは自然に減速し、アクセルやブレーキによるコントロールもしやすい。神経質なところが一切ないから、自然に心地いい運転を楽しめるのだ。
アルカナと行く軽井沢へのドライブ旅は、イギリスでの楽しい記憶を呼び起こす旅となった。ちょっと足を伸ばせば、日常では出合えない癒しの時間を満喫することができる。そんなうれしい発見を、アルカナがもたらしてくれた。
(ヘアメイク:sachi)
●RENAULT ARKANA R.S.LINE MILD HYBRID
ルノー アルカナ R.S.ライン マイルドハイブリッド
・車両価格(消費税込):399万円
・全長:4570mm
・全幅:1820mm
・全高:1580mm
・車両重量:1380kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ+モーター
・排気量:1333cc
・駆動方式:FWD
・変速機:7速AT(デュアルクラッチ式)
・エンジン最高出力:158ps/5500rpm
・エンジン最大トルク:270Nm/1800rpm
・モーター最高出力:5ps/1800〜2500rpm
・モーター最大トルク:19.2Nm/1800rpm
●取材協力
ホテルインディゴ軽井沢
・住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字屋敷添18番地39
https://karuizawa.hotelindigo.com/
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