1本針×24時間表示の時計!? 時計の原点を感じる機械式時計で「今」の大切さを噛みしめたくなる理由とは
●1本の針とエナメルダイヤルで感じる優雅な時間
たった一本の針によって時間を指し示す「シングルハンドウォッチ」を専門に作り続けるドイツの意欲的な時計ブランド・マイスタージンガーから貴重な限定ウォッチが登場です。
そもそも工業化の進む18世紀以前の時計はすべて日時計を元祖とする一針計であったとされ、時計のオリジンを感じることのできるこのシングルハンドウォッチは、慌ただしい現代生活の中にあっても、ゆったりとした時間感覚を取り戻してくれる存在となるはず。

しかも、今回の作品「24H エナメル エディション」は、目盛りに12時間ではなく24時間表記を採用したものであり、今という時間の大切さを理解できるとともに、文字盤で1日の時間の流れを全体像として把握することができる合理性も兼ね備えたもの。
その美しい純白のダイヤルはエナメルによるもので、針はウォッチメイキングの伝統を感じさせる青焼きのニードル型でホワイトとの明確なコントラストを演出。
エナメルダイヤルの製造においては、限られた職人のみが実現できる高度な技術と複雑な製造工程が必要とされ、完成品として製品化されるのは失敗がつきもののこの工程を経たごく一部のダイヤルとのこと。
真上に12時が位置する目盛りは、視覚的には太陽の動きとも近似して捉えることができますが、その仕組みから日中にはコンパスとして応用することができるという裏ワザも。
ダイヤルをよく見ればドイツ語で東(O)、南(S)、西(W)、北(N)を示すアルファベットが記されており、時計を水平にして針を太陽に向けるだけで、それらの文字が方位を示す機能も秘めており、旅行などの際にはいつか役立つ時が来るかもしれません。
ケース径は40mmで素材はステンレススチール製。風防はサファイアガラスで5気圧の防水性能を搭載。
ストラップには品のいいコニャックブラウンの牛革ストラップが付属しており、エナメルダイヤルとの清潔感あるコンビネーションを創り出しています。
ムーブメントにはセリタの自動巻SW330キャリバーを搭載しており、パワーリザーブは38時間。シースルーの裏蓋からは見た目にも美しいその姿を堪能することもできます。
一度は使ってみたくなるシングルハンド×24時間表示の時計ですが、今回の限定数はわずかに25本のみ。
裏蓋にはスイスメイドの文字とともにシリアルナンバーも刻印され、コレクターズアイテムとしての満足感も演出しています。
●製品仕様
「24H エナメル エディション」
・価格(消費税込):99万円(予定)
・品番:ED-PM99-24HE
・ムーブメント:Sellita SW330、自動巻、パワーリザーブ約38時間
・ケース:ステンレススチール、6本ネジ裏蓋、
・防水性:5気圧防水
・風防:サファイアガラス
・ケース径:40 mm
・ダイヤル:本物のエナメルダイヤル(白地にブルーのアクセント)、ブルー焼き針
・ストラップ:コニャックブラウンのナチュラルレザー(牛革)ストラップ
・限定数:25本限定
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