日本一ラグジュアリーなショップが考える「ブランドとはなに?」【ブランドの旅】
紆余曲折あって辿り着いたブランドの本質とは
何をして「ブランド品」と認識するかは、「誰が見てもそれとわかる、人から羨ましいと言ってもらえるもの」を身につけることに喜びを感じる方にとっては知名度が一番のバロメーターとなるでしょうし、良い素材を使い丁寧に仕上げられたものを得ることに満足を感じる方にとっては名もなき匠の作であっても品質が最優先となります。
高価格=高品質とは限りませんし、例え品質が高くてもそれが持つ人にとって役に立たない品であれば価値があるともいえません。
また逆に、ある人にとって「そこまでクオリティが高いもの、価格が高いものは必要ない」といわれるものであってもそこにこそ価値を見出す人もいます。
●自分の魂が揺さぶられるもの
大切なのは、自分の心が、魂が、何に共感し、何に揺さぶられるのかを知ることではないでしょうか。そしてその「何か」は人の数だけあり、自分のものさしを以て他者の「何か」に優劣をつけたり「それは違う」と評価をするのは意味がないことだと気づくこと。
「高品質なものを作る会社こそがブランドと呼ぶに相応しい」
そう考えた時期もありました。しかし熊本地震やコロナ禍など自分達の力ではどうにもならない事象を体験し、社会から見た自分たちの商いの存在意義、そして「ブランドとは何ぞや」を自問自答した結果、また違う答えが見えてきた気がします。
流行や社会背景もモノ選びの参考要素ではありますが、「とにかくこれが好きでたまらない」「これを触れると元気が出る」という理性抜きの、本能レベルで貴方を突き動かすもの。
そんな、人を幸せに出来る何かを継続して作り続けることができる可能性を持つ存在(人であれ企業であれ)をこそ、ブランドと呼ぶのではないかと。
ファッションであれ、クルマであれ、価格や知名度、スペックに関係なく「誰に何といわれようとも自分はこれが好きなのだ」といえる何か。
それを生み出してくれる存在に出会えたら、こんな素敵なことはありません。
そして、その出会いの橋渡しをすることが私の使命だと考えています。
貴方にとってのブランドとは何ですか?
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