VAGUE(ヴァーグ)

わずか1分で完売 世界が熱狂する「浅草発」の美学

 時計業界において現在、小規模ながら独自の世界観と強いこだわりを持つ「マイクロブランド」の存在感が増しています。

 その中でも今、目の肥えた海外の時計コレクターたちから爆発的な注目を集めているのが、東京・浅草発の「KIWAME TOKYO ASAKUSA(キワメ トウキョウ アサクサ)」です。

  • こちらは伝統色「浅黄」ダイヤル。「棟」を冠した、穏やかな浅黄だ

 昨年のブランドスタート以来、リリースするモデルは次々と完売。最新モデルに至っては、初回オーダーの300本がわずか1分で売り切れるという驚異的な熱狂ぶりを見せています。

 さらに興味深いのは、購入者の多くがアメリカやヨーロッパを中心とした海外のユーザーであるという点です。

 今回登場した新作は、日本建築において屋根の頂点を意味する「棟(MUNE)」を冠したモデル。

  • こちらは「MUNE KUROTSUKI(黒月)」ダイヤル。光を操る、黒月ダイヤルの静謐(せいひつ)な美

 浅草・雷門の大屋根を思わせるカウンターウェイトを備えた秒針や、立体的なバトン針を採用し、クラシックな温かみを持つ「MUNE USUKI(浅黄)」と、艶やかなブラックラッカーダイヤルの「MUNE KUROTSUKI(黒月)」がラインナップされています。

 38mmという絶妙なケースサイズに日本製自動巻ムーブメントのMiyota 9039を搭載し、高い実用性と和の造形美を見事に融合させています。

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「KIWAME TOKYO ASAKUSA」をより深く知る!

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三宅隆
三宅隆
VAGUE編集長
1978年生まれ。モノ・ライフスタイル誌等の編集部を経てWebメディア『VAGUE』編集長に就任。スイスで行われる世界最大の時計見本市「Watches & Wonders Geneva」を取材するなど、腕時計からモビリティ、最新家電、アウトドアまで大人の審美眼にかなうモノを幅広く追究。自らもキックボクシング歴17年の非常勤インストラクター(KNOCK OUT GYM)として活動し、ビジネスパーソンにウェルネスを提唱。「自分らしく輝く」ために自らをデザインする前向きな生き方の基準として、心身を整える実践者の視点を交え、自分らしい豊かさへの指針を発信中。

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