地図アプリがあっても迷う? メルセデス、スバルも導入した半径3メートル四方の精密ナビゲーションがだれでも利用可能に
カーナビから宅配サービス、さらにレスキューなどの公共緊急サービスまで
アウトドアキャンプが大好きなドライバーなら、普通のカーナビではキャンプ場の住所がおおざっぱなために、初めて行くキャンプ場の入り口や事務所になかなかたどり着けずに迷って走り回った経験があるだろう。
だがこのサービスを使えば、間違いなく目的の場所にたどり着ける。what3wordsの3つの単語さえ知っていれば、住所がわからなくてもカーナビが3メートル平方という素晴らしい精度でクルマをナビゲーションしてくれるのだ。
この唯一無二の優れた機能性から、世界の自動車メーカーがwhat3words社に続々と出資。日本においても、日立ソリューションズ、SUBARU、三菱自動車、アルパイン、インクリメントP、MAPPULE、JTBパブリッシング、S.RIDE、CrossHelmetといった企業が、what3wordsのパートナーや投資家として名を連ねている。
そして自社の純正カーナビゲーションシステムに続々とこの技術を採用している。中でもいち早く採用したのがメルセデス・ベンツだ。2018年1月、「whats3words」社の約10%の株式を買収。同年5月発売のAクラスの純正ナビゲーションに搭載した。

またカーナビ以外でもこの技術とサービスの導入が世界的に進んでいる。DHLなどの物流関連企業やドミノ・ピザなど食品の宅配を行う企業は、すでに世界中でこのテクノロジーを使用して、正確な届け先の位置をデータベース化して、注文された商品が正確に到着するようにしている。
また旅行会社のJTBパブリッシングもwhats3wordsを使ってホテルの入り口や観光地の穴場スポットにたどり着けるようにしている。
また注目したいのは生まれ故郷のイギリスを筆頭に、世界各国の救急隊などで、このサービスが使われていることだ。
迅速な救急救命活動では、一分一秒でも早く現場に到着して事故に遭った人に救急救命措置を行う必要がある。考えてみれば当然のことなのだが、日本でもこれからは導入が進む可能性が高い。
●スバルのカーナビでも、スマートフォンの「NAVITIME」アプリでも!
そして2022年12月、同社に2019年から関連会社が同社に出資している日本の自動車メーカーのスバルも新型車「クロストレック」の車載ナビゲーションシステムにこの技術とサービスを導入した。
これは同年7月のアメリカで発売する新型「クロストレック」に続くもの。三菱自動車なども導入を開始していて、今後日本でもさらに導入が進むことは間違いない。
スバルのこのカーナビは、日本語の音声入力に世界で初めて対応している。しかも素晴らしいのはインターネットにつながる通信環境がない場所でも、つまりオフラインでも使えること。これは日本中のすべての場所が3メートル四方ごとに、すでに3つの単語で定義されカーナビのデータベースに登録されているからだ。
また2023年2月からは、日本では初めて、ナビタイムジャパンが提供するスマートフォン用のメジャーな経路検索・ナビゲーションアプリの「NAVITIME(ナビタイム)」のiOS版でも、このサービスが使えるようになった。今後はAndroid OSのアプリも登場する予定だという。
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