VAGUE(ヴァーグ)

時計通もクルマ好きも唸る名作ぞろい! 「ショパール」とモータースポーツとの深いつながりとは?

⚫︎クルマ好きには絶対に見逃せない「ミッレ ミリア」

 そしてもう1本、VAUGEの読者には絶対にご紹介したいのが、毎年新作が登場する「ミッレ ミリア」コレクションだ。

「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」自動巻き、ルーセントスティール™ケース、ブラックラバー、またはパンチング加工されたブラウンカーフスキンストラップ、ケースサイズ40.5㎜。50m防水。価格は左のネロ・コルサ文字盤仕様が125万4000円、中央左のグリージオ・ブルー仕様が149万6000円、中央右のヴェルデ・キアーロ仕様、ロッソ・アマレーナ仕様がともに127万6000円。
「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」自動巻き、ルーセントスティール™ケース、ブラックラバー、またはパンチング加工されたブラウンカーフスキンストラップ、ケースサイズ40.5㎜。50m防水。価格は左のネロ・コルサ文字盤仕様が125万4000円、中央左のグリージオ・ブルー仕様が149万6000円、中央右のヴェルデ・キアーロ仕様、ロッソ・アマレーナ仕様がともに127万6000円。

 1988年からショパールがワールドスポンサーと公式タイムキーパーを務める、麗しのクラシックカーラリー「ミッレ ミリア」。

 ブレシアからローマを経て再びブレシアに戻ってくる。スピードレース時代の伝説も興味深いが、何よりも素晴らしいのは「世界で最も美しいレース」という言葉そのまま、ヴィンテージカーで駆け抜けるミッレ ミリア(=イタリア語で1000マイル)の風景の息を呑む美しさ。

 今年は6月12日から17日まで、通常4日間の開催期間を1日延長し、5日間にわたってレースが展開され、これまでコースに含まれなかったパルマからミラノへのルートを追加。ショイフレ共同社長と伝説のドライバー、ジャッキー・イクスがドライブするメルセデス・ベンツ300SLガルウィングを含め、443台が2000km以上を駆け抜けたという。

2023年のミッレ ミリア。ショパール・チームのメルセデス・ベンツ 300SL ガルウイング。そしてこのクルマをドライブしたカール-フリードリッヒ・ショイフレ共同社長(手前)とジャッキー・イクス(奥)
2023年のミッレ ミリア。ショパール・チームのメルセデス・ベンツ 300SL ガルウイング。そしてこのクルマをドライブしたカール-フリードリッヒ・ショイフレ共同社長(手前)とジャッキー・イクス(奥)

 そして今年、このイベントを記念して発表されたのが「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」。

 ケースはやはりショパール独自のSS素材ルーセントスティール™。今年は、ネロ・コルサ(レーシングブラック)文字盤×1960年代のダンロップのレーシングタイヤのパターンを備えたラバーストラップ仕様のほかに、グリージオ・ブルー(ブルーグレー)、ヴェルデ・キアーロ(ライトグリーン)、ロッソ・アマレーナ(チェリーレッド)文字盤×ブラウン・カーフレザーストラップの全4モデルが登場。

 レーシングテイストがいちばん楽しめるのはもちろんブラック仕様。ただ、個人的なおすすめはカラー文字盤の3モデル。どの色もミッレ ミリアで駆け抜けるイタリアの風景を彷彿させる絶妙な美しさ。クラシックテイストのクロノグラフがお好きな方には、どれもお見逃しなく。

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渋谷ヤスヒト
渋谷ヤスヒト
時計&モノジャーナリスト、編集者
1962年生まれ。文芸編集者を経て、モノ情報誌や時計専門誌の副編集長を務めた後、時計ジャーナリストとして独立。現在はライター、フリー編集者として多方面で活動。特筆すべきは1995年から一度も欠かすことなく続けているスイスの時計フェアや世界各国のブランド取材。30年以上のキャリアに裏打ちされた業界VIPとの信頼関係を活かし、業界全体を俯瞰した独自の記事を執筆する。また時計に留まらず、モノ情報誌の編集者時代のネットワークと知識でIT機器、自動車、家電、食品など、「モノ作り」の現場を幅広く網羅。完成品から下請け企業まで一貫して追いかけ、「人が本当に幸福になれるモノとは何か」を探求し発信中。

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