時計通もクルマ好きも唸る名作ぞろい! 「ショパール」とモータースポーツとの深いつながりとは?
⚫︎時計愛好家も唸る機械式時計が続々と
ショパールは今、いちばん注目したいウォッチ&ジュエリーメゾンだ。
毎年、魅力的な時計を世に送り出しているばかりでなく、持続可能な未来社会を目指すための取り組みのひとつとして、生産から流通までの過程を明確化した「金地金」であるエシカルゴールドや、リサイクル性と機能性に優れた独自素材ルーセントスティール™を他社に先駆けて導入するなど、時計界のサスティナブル化をリードしている。
また「時を知る道具としてのクォーツ式」から「持つ人のステイタス、センスをアピールするラグジュアリー・アイテムとしての機械式」への移行という高級時計のトレンドシフト、2000年代初めにビッグブランドが行ったマニュファクチュール化(自社製機械式ムーブメントの開発・製造体制の確立)を1990年代にいち早く「L.U.C」で見事に成し遂げた先駆者でもある。

つまり、独立系ながら時計界をリードする存在になっている。これはひとえに共同社長を務めるカール‐フリードリッヒ&キャロライン・ショイフレの功績だ。
そして今年2023年の新作ウォッチは、ショイフレ共同社長の機械式時計に対する深い愛情と造詣、そして1980年代から続くミッレ ミリアのスポンサードに象徴されるモータースポーツやクルマへのやはり深い愛情と造詣が結晶した、他のメゾンでは絶対に作れない魅力的なものになっている。
⚫︎L. U. Cコレクションの哲学と魅力を凝縮
さて、今年の新作の中でも、世界中の時計愛好家、筆者のような時計ジャーナリストから「今年のNo.1シンプルウォッチ」と絶賛されたのが、1993年の開発開始から今年でちょうど30年。1997年の搭載モデル発売から26年になるL.U.Cコレクションの新作「L.U.C 1860」だ。
これは1997年に発売された初代「L.U.C」の最新バージョンといえる。ショパールだけの美しく強靭なステンレススチール「ルーセントスティール™」を使った初代と同じサイズ、厚さのケースに、やはり初代L.U.Cムーブメントの最新バージョン「L.U.C 96.40-L」を搭載。
しかもこのムーブメントはCOSCクロノメーター認定に加えて、ジュネーブの伝統的な時計作りの伝統を引き継いでいることを公的に証明するジュネーブ・シールも取得した贅沢な仕様。
そしてサーモンカラーの文字盤は、ゴールド素材に手作業でキョーシェ加工を施した、こちらも時計愛好家納得の贅沢仕様だ。ちなみに1860はショパールの創業年。初代モデル同様、シースルーバック仕様なので、このムーブメントを眺める楽しみもある。
⚫︎やはり「歴史とこだわり」を秘めた手巻きクロノグラフ
さらに、同様に魅力的で意義深いのが、わずか25本限定で登場したブリティッシュ・レーシンググリーンの文字盤を持つクロノグラフ「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」だ。
こちらのモデルは2014年のバーゼルワールドで発表されたローズゴールドケースで50本限定の「L.U.C 1963 クロノグラフ」の再来ともいえる。なお1963というのは、現在のショイフレ一家がショパールをポール-アンドレ・ショパールから譲り受けた年。
搭載されているムーブメント「L.U.C 03.07-L」は、L.U.C 2006年のクロノ ワンに搭載されたクロノグラフムーブメント「L.U.C 11CF(2012年にL.U.C 03.03-Lと改名)」をわざわざ手巻き化したもの。こちらもCOSCクロノメーター認定に加えてジュネーブ・シールも取得している。
もちろんこのモデルもケースはシースルーバック仕様。だからオーナーは、コラムホイール式で垂直クラッチを備えたこのムーブメントをいつでも鑑賞できる。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】