火起こしを楽しく簡単に! 初心者必見の「フェザースティック」とは? アウトドア用ナイフで作ってみた
●名作マルチツールやナイフを数多く輩出するビクトリノックス製でトライ
「フェザースティック」とは、薪を細かい削り屑にすることで、火花が飛び散りやすくなる技法です。この技法は、アウトドア用ナイフを使って行います。
まず、適切な長さの乾燥した薪を用意します。次に、ナイフの刃を使って、薪の表面に斜めに削るように切り込みを入れます。軽く力を入れて削ることで、薪の表面が細かい削り屑で覆われるようにします。これにより、火花が引火しやすくなります。
フェザースティックを作る際に重要なのは、ナイフの使い方です。安全を考えると、ナイフの刃を体や手に向けないようにし、安定した位置から切るよう心掛けましょう。また、ナイフの刃を薪に対して斜めに持っていくことで、削りやすくなります。初めての方は慎重に行い、徐々に慣れていくことが大切です。
今回使用したのは、スイスツールブランド・ビクトリノックスの「エボーク BSH ALOX」(1万9800円)。取り外し可能な「サムスタッド」がついているので、折りたたみナイフにも関わらず、片手で開ける便利な一本。
外観も耐久性に優れたスタイリッシュなアルミニウムハンドルを採用するなど、実用性とカッコいい趣味性を兼ねたアイテムです。

さて、フェザースティックを作ったら、火起こしの準備は整いました。着火剤やマッチを用意し、薪の周りに細かい削り屑を配置します。着火剤を薪にあてて火をつけ、削り屑が引火する様子を見守ります。火花が広がり、炎が高く舞い上がる瞬間は、アウトドアの醍醐味とも言えるでしょう。
フェザースティックは初心者にも取り組みやすい火起こし方法ですが、慣れるまでは注意が必要です。ナイフを扱う際には、周囲の安全を確保することを忘れずに。練習を重ねることで、より綺麗な削り屑が作れるようになり、火起こしの成功率も高まるでしょう。
まとめると、「フェザースティック」は初心者でも楽しく簡単に取り組める火起こし方法です。アウトドア用ナイフを使って薪を削るテクニックは、自然の中での冒険をより一層楽しむ手助けとなることでしょう。安全に注意しながら、ぜひ挑戦してみてください。
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