Gショックの「G」とは? 他シリーズの名称の意味は? “壊れない時計”誕生の経緯と、歴代モデルたちを知る
●G-SHOCKにもあるハイエンドシリーズの名前の由来は?
また、G-SHOCKは1983年に誕生した「DW-5000」シリーズ以外にもさまざまなモデルが存在します。ほかにも復刻版やコラボモデルなどを数えると歴代モデルは3200種類を超えるほどです。
現在のG-SHOCKのラインナップは、機能性に優れた通常モデルと高級感にあふれビジネスシーンでも着用しやすいハイエンドシリーズに分かれています。
そのハイエンドシリーズの代表格といえるのが、ケースにチタンを採用した「MR‐G」、メタル素材と樹脂素材のいいとこ取りをした「MT‐G」、陸・海・空それぞれで最高峰の耐久性を追求した「Master of G」があり、ネーミングの由来を前出の担当者は以下のように話します。

「MR-GはG-SHOCKの生みの親である伊部菊雄氏が、若者世代から爆発的な人気を獲得しているG-SHOCKを見て、“大人になってもG-SHOCKを着けてほしい。ファンであり続けてほしい。”という想いを元に開発したモデルです。
MR-Gの由来は、威厳や風格を意味する「Majesty(マジェスティ)」と本物を意味する「Reality(リアリティ)」それぞれの頭文字を組み合わせたものです」
また、MT-Gは“Metal Twisted-G-SHOCK”の頭文字をとっており、金属と樹脂を適所に使用したハイブリッドケースに由来しています。そしてMaster of Gは、陸・海・空それぞれの過酷な環境でも『極める、使いこなす』=Masterの意味から誕生しました」
※ ※ ※
落下に対する耐衝撃性能はもちろんのこと、20気圧防水など初代G-SHOCKから変わらないコンセプトで引き継がれています。
現在では、光で電池を充電して正しい時刻を表示する電波ソーラー機能やブルートゥース機能などを一部のモデルで採用しており、製品のコンセプトに合わせて100項目程度のさらにシビアな品質保証の試験が行われています。
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