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世界最古のバイクブランドが「新作クルーザーバイク」を日本で発売! 名車のDNAを受け継ぐ「ブリット350」の気になる実力とは?

90年以上の伝統を誇るアイコンが新型へと進化

 現存する中では世界最古のバイクブランドとされるロイヤルエンフィールドが、2023年9月に発表した「ブリット350(ブリット・サンゴーマル)」がついに日本でも発売されました。

ロイヤルエンフィールドのアイコン的存在である「ブリット」の最新モデル「ブリット350」がついに日本でも発売
ロイヤルエンフィールドのアイコン的存在である「ブリット」の最新モデル「ブリット350」がついに日本でも発売

 新作は、90年以上の伝統を誇る同社のアイコン的存在「ブリット(Bullet)」の最新モデル。エンジンは、「メテオ350」、「クラシック350」、「ハンター350」にも搭載され、世界的に高い評価を得ている最新の349cc空油冷単気筒エンジンを搭載しています。

 フューエルインジェクションの搭載により、最高出力20.2ps/6100rpm、最大トルク27Nm/4000rpmを発生。低回転域での力強さ、スムーズでリニアなパワーデリバリー、洗練された爽快な走りを必見です。

 さらに、振動を低減するプライマリーバランサーシャフトを採用することで、優れたレスポンスと洗練されたフィーリングを実現。ギア比などが最適化された5速ギアボックスは変速フィールが確実かつスムーズで、最高のライディングエクスペリエンスを体験できます。

●「ブリット」の伝統を受け継ぐスタイリング

 最新モデル「ブリット350」は、「スタンダード」と「ブラックゴールド」というふたつのバリエーションをラインナップしています。

「スタンダード」は、ブラックとマルーンの2色を展開。デュアルチャンネルABSとリアディスクブレーキを装備し、エレガントなハンド・ピンストライプのタンクとコンポーネント、クロームとゴールドのバッジで仕上げられているのが特徴です。

 一方の「ブラックゴールド」は1色展開。マット&グロスブラックのタンク、カッパー&ゴールドの3Dバッジとピンストライプ、トレンドのブラックアウトされたエンジンとコンポーネントの組み合わせが印象的な仕上がりです。もちろん、デュアルチャンネルABSとリアディスクブレーキが装備されています。

 いずれも特徴的な13リッターのティアドロップ型タンクを採用。さらに、1954年以来、ロイヤルエンフィールド製モーターサイクルの不変の特徴となっている“タイガーアイ”と呼ばれるパイロットランプを持つ新ヘッドランプを備えた、伝統的なロイヤルエンフィールド・キャスケットを装備するのもポイントです。

 現代的な装備として、液晶インフォメーションパネルを内蔵した新しいデジタル・アナログ併用式メータークラスターや、ハンドルバー下に配置されるUSB充電ポートを搭載。使いやすさとレトロな魅力を併せ持つ、美しいスタイルのロータリースイッチ・キューブ仕様の操作系を採用しているのも見逃せません。

●製品仕様
・価格(消費税込):69万4100円(スタンダード)、70万1800円(ブラックゴールド)
・カラー:ブラック、マルーン(スタンダード)、ブラックゴールド(ブラックゴールド)
・サイズ:全長2145mm、全幅785mm、全高1125mm
・シート高:805mm
・重量:195kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒
・総排気量:349cc
・最大出力:20.2ps(14.9kW)/6100rpm
・最大トルク:27Nm/4000rpm
・燃料タンク容量:13リットル

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