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釣れないときの切り札は!? 手のひらサイズの魚でも大興奮! 憧れの「南国系モンスター魚」をどうやって釣る?

●大本命は「小型ミノー」のトゥイッチ

 メッキ釣りのルアーの大本命が、小魚を模した「ミノー」です。こちらもペンシルベイト同様に、高速で逃げ惑うようにトゥイッチして誘います。

 メッキがいれば、大抵の場合はワラワラと群れでルアーを追いかけてきます。そのままルアーを動かし続けると、我慢できなくなったメッキが猛烈なスピードでルアーにストライクしてきます。

メッキ用の定番ルアーは55mmクラスのシンキングミノー。写真は「TIEMCO レヴァリエミノー55S 」
メッキ用の定番ルアーは55mmクラスのシンキングミノー。写真は「TIEMCO レヴァリエミノー55S 」

 ルアーを止めないことがアクションの基本でもありますが、状況によっては一瞬止めて「食わせの間(ま)」と作ると反応することも。

 関東から東海地方で釣れるメッキのサイズは15〜20cm前後と小さいですが、そこはGTの子どもだけあって、ビビビと泳ぎながらキレのあるファイトを披露してくれます。

●最後の切り札「マイクロメタルジグ」

 ペンシルベイトやミノーで反応しなくなったら、「マイクロジグ」と呼ばれる1〜7g程度の金属製の極小ジグを試します。

 川の中心の深場に向けてキャストしたら、軽くラインを張りながらボトム(水底)につくまで放置。ボトムにつくとラインが一瞬たるむので、竿先で軽くトゥイッチしながらリールを数回巻き、再びボトムまで落とすを繰り返しメッキを誘います。

メッキは回遊魚なので、アタリがなくてもしばらくしたら群れでやってくることもあれば、まったく気配が感じられない日もあります。

ともあれ、年明けまで狙うことができる、冬場も楽しめる貴重なフィッシュイーターなので、興味があればぜひ一度楽してほしい気軽なルアーフィッシングなのです。

Gallery 【画像】これでOK!ルアーで狙う「メッキ釣りの道具」(14枚)

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