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なぜ人気?週末は予約困難 大阪・阿倍野橋から世界遺産に向かう観光特急 3両編成の超豪華な「青い交響曲」とは

週6日運行だが週末は発売早々に満席になることも

 運行は前述のように大阪阿部野橋駅と吉野駅を結び、1日2往復です。

近鉄特急「青い交響曲(シンフォニー)」のツイン席(2人用)
近鉄特急「青い交響曲(シンフォニー)」のツイン席(2人用)

 大阪阿部野橋駅から吉野駅に向かうのは、第1便と第3便で、第1便は大阪阿部野橋駅を10時10分に出発、吉野駅に11時28分に到着、第3便は大阪阿部野橋駅を14時10分に出発、吉野駅に15時28分(土休日は15時26分)に到着します。

 吉野駅から大阪阿部野橋駅に向かうのは第2便と第4便で、第2便は吉野駅を12時34分(土休日は12時35分)に出発、大阪阿部野橋駅に13時51分に到着、第4便は吉野駅を16時3分に出発、大阪阿部野橋駅に17時22分に到着します。

 いずれも大阪や吉野のホテルや旅館のチェックイン/アウト時刻。観光の時間を考えると、使いやすく考えられたダイヤと言えるでしょう。

 大阪阿部野橋駅を出たあとの停車駅は尺土駅、高田市駅、橿原神宮前駅、飛鳥駅、壺阪山駅、吉野口駅、福神駅、下市口駅、六田駅以降の各駅です。

 運行日は水曜日を除く毎日ですが、例外的に繁忙期に水曜日に運行されることもあります。

 座席は全席指定で、料金は普通運賃(例:大阪阿部野橋駅〜吉野駅 大人1170円/子ども590円)のほか、大人は730円(特急料金520円+特別車両料金210円)が、子どもは370円(特急料金260円+特別車両料金110円)が必要となります。

 なお予約、購入は近鉄主要駅の特急券窓口および「近鉄電車インターネット予約・発売サービス」などで、乗車日の1か月前の10時30分から取り扱います。

バーカウンターではオリジナルのスイーツやお酒も販売。写真は大阪マリオット都ホテル ペストリーシェフ近藤大介氏が考案した「季節のオリジナルケーキセット(1400円)」
バーカウンターではオリジナルのスイーツやお酒も販売。写真は大阪マリオット都ホテル ペストリーシェフ近藤大介氏が考案した「季節のオリジナルケーキセット(1400円)」

 ただ青の交響曲(シンフォニー)は一般の特急に比べわずかな特別車両料金で乗車できることから、人気を集めています。

 とくに週末の第1便、第4便については、発売早々に満席となってしまうことも珍しくありません。

 大阪から吉野まで優雅な列車旅を楽しみたいのであれば、吉野観光のスケジュールが決まり次第、できるだけ早い予約をオススメします。

 なお近鉄は青の交響曲(シンフォニー)の特設サイトで、飛鳥や吉野方面の観光情報も掲載しています。プランニングにぜひ役立ててください。

Gallery 【画像】休日はいつも満席 近鉄が誇る豪華特急「青い交響曲」を写真で見る(24枚)

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