なぜ人気?週末は予約困難 大阪・阿倍野橋から世界遺産に向かう観光特急 3両編成の超豪華な「青い交響曲」とは
3両編成なのに1両はラウンジとバーカウンター
いま日本各地で「移動そのものを楽しむ」というコンセプトの観光列車が数多く運行されています。
ただそうした観光列車でも、「長距離で泊まりがけの日程」を前提としたものは、料金もそれなりに高額で、かつ旅行のスケジュールの大部分を左右することになります。そのため利用に二の足を踏んでしまう人もいるのではないでしょうか。
しかしなかには「ちょっとした移動で、特別な気分が味わえる観光列車」もあります。
近鉄が大阪阿部野橋駅(大阪市)と吉野駅(奈良県)を結ぶ「南大阪線〜吉野線」で運行する「青い交響曲(シンフォニー)」も、そうした“身構えなくていい観光列車”のひとつです。

ベースとなる車両は片側4扉の通勤型電車「6000系」で、2016年に大幅な改造を受け、「16200系」として生まれ変わったものです。片側4扉のうち3か所が埋められ、また車体色も濃紺色をベースにゴールドのラインを配するものに変更され、もともと通勤型電車だったとは思えない、落ち着いたたたずまいへと変貌しています。
さらに車両前面と側面には「Blue Symphony」と記されたエンブレムが掲げられ、特別な列車であることをアピールしています。
列車は3両編成で、1号車と3号車には「デラックス席」「ツイン席(2人用)」「サロン席(3〜4人用)」を配置します。
配列は横1列+横2列で、幅広のデラックスシートを採用したゆとりある居住性が特徴です。ツイン席、サロン席には大型のテーブルが用意され、車内での飲食とくつろぎに配慮されています。
2号車は20席のラウンジスペースとバーカウンターが用意されています。
ラウンジのシートは14席で、うち6席が吉野駅方向に向かって右側の車窓を眺めるように配置され、車窓に広がる景色を存分に楽しめます。8席は4席ずつのボックスシートで、旅の語らいの場として活用できます。
またバーカウンターでは、専属のアテンダントが地元の特産品を活用したお食事やスイーツ、アルコールを含むドリンク類が販売されます。
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