「焚き火を眺めるだけでも楽しい!」ソロキャンのメリットとデメリットとは?
自由気ままなソロキャンに潜むリスクとは
しかし、自由を手に入れるということは同時にリスクもあります。ソロキャンプの場合、ひとりということが大きなメリットであり、最大のデメリットにもなるのです。
●当然全てが自己責任です
まずすべてが自己責任になります。基本的には頼る人がいないので、何が起こっても自分で対処しなくてはいけません。日中は管理人がいるところでも、夜は不在というところも少なくないです。そのため体調不良や怪我をしたときも自分で対処しなくてはいけないので、まったくのひとりのときはできるだけ携帯電話の電波が届くところでキャンプするようにしましょう。家族や友人などに自分がどこへ行くかも伝えておきたいです。
また、ひとりということはテントを離れることがあっても留守番をする人がいません。キャンプ人口が増えた最近では、キャンプ場での盗難被害も増えています。できるだけ外にギアを出しっ放しにしないようにしたいし、貴重品は鍵がかかるクルマのなかなどに入れておくと良いかもしれません。
ひとりだからこそ細心の注意が必要です。就寝時も同じです。女性の場合はとくにリスクが高まりますので、リアルタイムでSNSなどに投稿しない方が良いでしょう。男性でも家が留守であることを知らせているようなものなので、SNSなどへの投稿はリアルタイムではなく帰宅してからする方が良いと思います。
そしてなによりソロキャンプは孤独でもあります。まわりに別のキャンパーがいるならともかく、本当にひとりで過ごすときの孤独さは言葉に言い表せないほど。自分の生活音以外には、風や木や葉っぱの揺れる音、鳥や動物の鳴く声など、自然の音しか聞こえない。もしかしたら寂しがり屋の人にはソロキャンプは向かないかも知れません。でもときには何もしない時間の過ごし方を体験して欲しいと思います。
初心者の人や、ソロキャンプには興味あるけどちょっとコワイという人には、最近増えているソログルキャンからはじめると良いかもしれません。ソロが集まったグループキャンプということですが、それぞれが自分のテントで思うように過ごしつつ、同じ場所で仲間と集うキャンプなので、本格的なソロキャンプを体験する前にはぴったりだと思います。
安全に十分配慮して、ソロキャンプを楽しんでみてください。
●取材協力
くるくまキャンプサイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/curcamp
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