描写力にはプロも納得! キヤノン「EOS R3」が高速連写と高画質を実現できた技術とは?
最新かつ高性能なセンサーとエンジンを搭載
「EOS R3」は、高性能と信頼性を兼ね備えたキヤノン渾身のフルサイズミラーレスカメラ。発売は11月下旬が予定されている。
デジタルカメラを語る上で外せないキーテクノロジーはなんといってもセンサーだが、「EOS R3」は有効画素数約2410万画素のフルサイズ裏面照射積層型CMOSを搭載している。これは、キヤノンが自社開発した新しいセンサーで、画素領域と回路領域とを積層化。その結果、画素領域はより高画質化に、回路領域はより高機能化に特化できるようになった。
一方、映像エンジンには、最新の“DIGIC X(ディジック・エックス)”を採用した。映像エンジンとは、CMOSセンサーが集めたデータを受け取り、画像データを生成していくプロセッサーなどの電子回路を指す。画像生成の際、データを解析してノイズ処理を施すなどさまざまな処理を高速でおこない、保存する能力が求められる。
こうしたキーテクノロジーの実力について、キヤノンマーケティングジャパンのマーケティング担当・津幡圭佑さんはこう語る。
「『EOS R3』は、自社開発の裏面照射積層型CMOSセンサーを搭載できたことで、高速性・高画質を両立しました。映像エンジンDIGIC Xとの組み合わせにより、電子シャッターで最高約30コマ/秒という高速のAF/AE追従連写や、常用ISO102400での高感度撮影などを可能にしていますし、さらには6K画質での60p RAW動画撮影なども可能になっています」
●多彩なAF機能でねらったポイントにピントを合わせる
「EOS R3」は高精細な画像を残すべく、激しく動き回る被写体でも正確かつ確実にとらえられる高度なAF性能も備えている。
まずは、CMOSセンサーによる“デュアルピクセル CMOS AF II”に対応し、追従性に優れた高速・高精度・広範囲なAFを実現。それだけでなく、人物や動物(犬・猫・鳥)、モータースポーツにおけるクルマやバイクなどは人工知能で検出してフォーカスする。
人物撮影においては、“瞳・頭部・胴体”の検出性能が向上。被写体が激しく動き回るスポーツシーンなどで瞳や顔、頭部が隠れたときには、胴体を検出してトラッキングを継続する。また、横顔やマスクをつけた人物であっても瞳検出を可能にしている。
動物撮影においても、瞳や顔、または全身をとらえる。被写体を自動的に追尾するため、予測できない動きをする動物の撮影でも優れたピント精度を誇る。そのほか、新搭載の乗り物検出では、モータースポーツにおけるクルマやバイクを検出。ドライバーやライダーのヘルメットなど、重要部位を検出するよう設定できる。
加えて「EOS R3」は“視線入力AF”にも対応。これは、ファインダーをのぞく瞳の動きを検知し、ユーザーが見ている場所にAFフレームやAFエリアを移動させる機能で、ユーザーは被写体のピントを合わせたい部分を見つめてシャッターを切るだけで、意図した写真を得られる。
●タフなシーンでも撮影に集中できる
そんな「EOS R3」は、外装と本体(シャーシ)にマグネシウム合金を採用し、高い剛性と優れた放熱性、軽量化を実現した。外装カバーの合わせ部にはシーリング部材を組み込んでおり、操作ボタンの多くにはシリコーンゴムブーツを外周に配置。これにより、雨などの水滴や降りかかる砂塵などがカメラに入るのを防いでくれる。
キヤノンの「EOS」シリーズは、長年、多くのプロカメラマンやハイアマチュアから支持されており、そこから得られるフィードバックを元に、製品をブラッシュアップし続けてきた。蓄積されてきた技術を凝縮したニューモデル「EOS R3」は、ミラーレスデジタルカメラの可能性をさらに高めてくれそうだ。
●製品仕様
・価格:74万8000円(ボディのみ・消費税込)
・センサー:35mmフルサイズ・裏面照射積層CMOSセンサー
・有効画素数:約2410万画素
・感度:ISO 100-102400(常用)、ISO 50相当とISO 204800相当(拡張)
・動画記録:最大6000×3164(6K RAW)/59.94p
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