素材のさらなる純度アップで音質が良化
ハイレゾ音源への対応だけでなく、「NW-WM1ZM2」はソニーが推進する立体音響技術“360 Reality Audio”にも対応。専用アプリ「Headphones Connect」を使うことで、よりリアルな臨場感を楽しめる。
また、さらなる高音質を望むユーザーならば、筐体に無酸素銅の金メッキシャーシを採用している点も見逃せない。この素材は、前身の「NW-WM1Z」にも採用されていたが、「NW-WM1ZM2」はその純度を99.96%から99.9%へと高めている。

「メカ設計の担当者から、純度99.99%の無酸素銅があると聞いた際は、従来の『NW-WM1Z』で採用していた無酸素銅が99.96%だったこともあり『0.03%の差などそんなに違いはないのでは?』と思いました。しかし、実験は必要だと思い試作をお願いした結果、出来上がってきた純度99.99%の無酸素銅のセットの音は、想像をはるかに超える効果があったのです」(田中さん)
●ハイレゾ以外のソースも高音質化
このほか「NW-WM1ZM2」は、ハイレゾ音源以外のソースも高音質化する“DSEE Ultimate”機能を搭載している。
これは、AI技術を駆使することで曲のタイプを自動判別し、高音域に加えて微細な音まで高精度で再現するという高音質化技術。CD音質相当の音源でも、無理のない範囲でハイレゾ音質へと高音質化してくれる。しかも同機能は、すべての音源、すべてのアプリで有効というのがうれしいポイントだ。
●製品仕様
・価格:オープン価格
・サイズ:W75.6×D141.4×H20.8mm
・重量:約490g
・ディスプレイサイズ:5型(1280×720ドット)
・ストレージメモリ:256GB(microSDカードスロット搭載)
・再生時間:約40時間(FLAC 96kHz/24bit再生時)
・充電時間:約4.5時間(満充電)
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