アートと卓越の金型技術から生まれた唯一無二の焚き火台「造形美に息づく町工場のスゴ技」とは?
素材、質感、構造へのこだわり
デザインの美しさもさることながら、「ファイヤーピット DBS」は、素材、質感、構造についてもこだわり抜いている。見た目ではわからない金型や金属加工のスゴさについて、村中金属の取締役・村中良暢さんは次のように話す。
「『ファイヤーピット DBS』に使用している素材は、ステンレスのなかでも比較的、熱伝導率が高く、温度上昇による変形やサビに強いものを選択しています。さらに、特殊な熱処理を施し、キズつきにくくマットな質感のある黒色に仕上げました。サビにくくキズつきにくいため長くご愛用いただけます。
プレートを何枚も積み重ねた空冷エンジンのフィンを想起させるたたずまいは、本体部分の熱が逃げやすく、熱は底部のアッシュトレイが引き受けるよう設計されています。同時に、プレートのすき間から空気が入りやすく、燃焼効率を高める効果もあります。なお、アッシュトレイは取り外し可能なので、灰の後片づけも楽におこなえます。

『ファイヤーピット DBS』は見た目に美しいだけでなく、800℃以上の高熱が加わることを想定し、素材の選定から処理にいたるまで、熱伝導、熱変形、放熱機構、耐食性を考慮して設計したこだわりのアイテムなのです」
軽量で持ち運びやすい焚き火台が人気を集めるなか、「ファイヤーピット DBS」は専用ケースを含む総重量が12kgを超える。これも、見た目の美しさやデザインをなによりも優先する、ゆるぎないブランドコンセプトの表れといえるだろう。
●オプションパーツの利用で機能性アップ
「ファイヤーピット DBS」は、別売りのオプションパーツも同時リリースされている。
ひとつは、五徳として活用できる「ステンレス製スクエアバー KTS」で、もうひとつは燃焼に必要な空気を取り込みながら灰の飛散をおさえる「ステンレス製ウインドシールドRSW」だ。いずれも本体の美しさを損なわず、機能性や利便性を高めてくれる。
ちなみにSightでは、「ファイヤーピット DBS」につづくセカンドアイテムとして、「コーヒードリッパースタンド」を準備中。「ファイヤーピット DBS」と同様、日常からアウトドアまで幅広いシーンで活用できそうだ。
今後も、普段使いからアウトドアシーンまでカバーする、おしゃれなプロダクトのリリースを予定するSight。町工場のスゴ技が光る、機能とアートを融合した製品からますます目が離せない。
●製品仕様
・価格(消費税込):12万8000円
・サイズ(組立時):W450×D450×H278mm
・重量:8kg
・素材:ブラックステンレス
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