森や天然温泉や料理が放つ“香り”で心地いい旅を演出! 嗅覚の記憶に着目したリゾートホテルのユニークな試みとは
“香り”をコンセプトにした小さなホテル
美しい自然が四季折々の表情を見せる栃木・那須高原の森の中に、“香り”をテーマにしたわずか7部屋だけのリゾートホテル「NOTE/NASU」がグランドオープン。澄んだ森の空気、鳥のさえずりや豊かな植物が息づく自然の中で心身を解放し、リトリートできる施設です。

新施設を手がけたのは、AIロボティクス企業のTRIBAWL(トライバル)。広報の菅原さんは「NOTE/NASU」の特徴について、次のように話します。
「ホテル名の“NOTE”とは、香りを表現する香調として用いられる言葉です。『NOTE/NASU』という施設名には、自然や人からの香りを“愛”ととらえ、目には見えない、かけがえのないものを体験する場を提供したい、という願いを込めています。
那須高原の森の清々しい香り、地元の食材を使った料理のおいしいものの香り、名湯から立ちのぼる湯けむりの香り……など、滞在中に出合う旅の体験を、嗅覚をとおしてお楽しみいただける演出をおこなっています。さまざまな香りを体験して、リラックスしたひとときをお過ごし下さい。
なお今後は、TRIBAWLが得意とするAIロボティクス技術によって“顔認証スマートキー”を取り入れ、利便性とスマートな心地よさをあわせてご提供していく予定です」
7つのゲストルームは“那須の森”と呼ばれ、那須高原の森をイメージした洗練されたデザインに。窓から見える森の景色を眺めながらゆったりくつろげる空間です。“香りを楽しむホテル”として客室すべてに異なった香りのテーマを設け、それぞれの香りに包まれてリラックスできる空間を演出しています。
●那須の食材を使用した目にも美しい創作料理
「NOTE/NASU」のレストランは、広々とした落ち着いた雰囲気のメインダイニングに、風で吹きこんでくる那須高原の香りを近くで感じられるバルコニーを備えています。
味わえるのは、那須の土地で育まれた素材をつかった山の幸。そこにフレンチのエッセンスを加えた創作料理は、料理、飲み物ともに、素材の香りや食感、味や余韻を感じられる“仕立て”を堪能できます。
夕食では、キャンドルが灯る中、ほのかな燻製の香りがただよいます。シャルキュトリー(ソーセージやテリーヌ)の盛合せ、鮎のルーレ 那須の蕎麦粉ガレット、熟成スペアリブのグリエに那須産和牛のローストなど、ダッチオーブンを使った料理の演出もあり、室内にいながらにしてアウトドアの雰囲気を感じられるメニューが並びます。ソムリエ厳選のワインや特製ノンアルコールドリンクなども充実しています。
一方の朝食は、時間に追われることなくゆっくり楽しめるよう、部屋でも味わえる持ち運び可能なスタイルで提供。那須野菜と白いんげん豆のガルビュール、ソーセージとシュークルート、じゃがいものリヨン風、とれたて卵と厚切りベーコンなど、野菜を中心にした体にやさしい献立になっています。
そんな「NOTE/NASU」には、源泉かけ流しの天然温泉も用意されています。
「那須温泉郷の歴史は古く、いまから約1380年前の“鹿の湯”の開湯にはじまり、以来、多くの源泉が発見されました。『NOTE/NASU』の源泉は、茶臼岳の登山口である峠の茶屋から1kmほど下った山中にある“奥の沢噴気泉”を利用しています。その火山性の超高温蒸気(噴気泉)に自然水である沢の水を当ててつくられた天然温泉です」(菅原さん)
天然温泉は、ふたつの貸切風呂で楽しめます。「炭の湯」は、2名でも入れる信楽焼の陶浴槽を使用した露天風呂で、12〜3月頃までは雪見風呂の湯浴みができます。一方の「銅の湯」には、3名でも入れる石造りの特注露天風呂を設置。外の景色を眺めながらくつろぎのひとときへと誘います。
旅を終えて日常に戻ったとき、楽しかった旅の余韻は香りの記憶となって、ふとした瞬間によみがえるでしょう。「NOTE/NASU」は嗅覚の記憶に残る、大地からのギフトを存分に味わえる場所なのです。
●施設概要
・施設名:NOTE/NASU
・部屋数:7室
・宿泊料金/2名1泊利用時(消費税込、入湯税別):2万1000円~(1名・1泊2食)
●アクセスほか
・住所:栃木県那須郡那須町湯本203-86
・アクセス:東北自動車道「那須IC」よりクルマで約20分
https://note-nasu.com
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