映画『インターステラー』から生まれたハミルトンの“マーフウォッチ”に待望の38mmケースが誕生
映画『インターステラー』で父娘の絆をつないだ時計を再現した名品“マーフウォッチ”
映画界と浅からぬ縁を持つハミルトン。なかでも映画ファンからも時計愛好家からもとりわけ愛されているのが、“マーフウォッチ”の愛称で知られる「カーキ フィールド マーフ オート」だ。
これは2014年公開の映画『インターステラー』に登場、ストーリーを握るカギとなるアイテムである腕時計を再現したもの。作中、主人公であるクーパーが、もうひとりの主人公である娘マーフに贈ったフィールドウォッチは、実際にハミルトンがこの映画のために製作した特注品。ファンからの熱い要望に応えて、映画公開から5年後の2019年に発売されたのが、この「カーキ フィールド マーフ オート」。
デイト表示のないシンプルな3針タイプで、針の形状はクラシカルなコブラ型。ブラックダイヤルにベージュの蓄光素材で施したインデックス表示など、視認性を重視したディティールはいずれもパイロットウオッチにふさわしい。クロコダイル調の型押しストラップなど洗練に満ちたデザインはスーツスタイルにも合わせやすく、いまなお多くのファンの心を集めている。
ただし、このオリジナルモデルは42mm。確かな存在感は魅力的な反面、ビジネスシーンで身につけるには少々目立ちすぎるかもしれない。もっと小さな“マーフウォッチ”が欲しいーーそんな愛好者からのリクエストに応えて登場したのが今回の新モデル。愛すべき“マーフウォッチ”のデザインコードをそのままに、日常使いしやすい38mmケースへとリサイズした新モデルだ。

新しくなった“マーフウォッチ”、そのデザインをあらためて眺めてみよう。高い判読性を備えたブラックダイヤル、スーパールミノバ加工を施したヴィンテージスタイルの針、インデックスやミニッツトラックに配された印象的なベージュのアクセントなど、デザインの随所にオリジナルのデザインコードを継承する。
ムーブメントには80時間のパワーリザーブを誇る自動巻きムーブメント“H-10”を採用、その精悍な姿を拝めるシースルーバックも42mmモデルと同じものだ。
ただ当然のことながら、「オリジナルのイメージを損なうことなしにサイズを小さくする」というのは、言葉でいうほど簡単なことではない。インデックスや針などダイヤルを構成する要素ひとつひとつのサイズ感、ラグ幅やリューズのデザインなど、全体のバランスを保ちながらオリジナルの持つ特徴を再現することには相当の苦労が伴ったはずだ。1本のタイムピースとしての質の高さを微塵も失うことなく作品の世界観を表現しているのは、さすがハミルトンというほかない。
小柄な日本人でもこのサイズであれば日常使いしやすいし、これだけの完成度で12万円台という価格設定も良心的。42mmバージョンを持っている人なら隣に並べて、両者の間にある微細な差異を愛でるのもまた一興だ。
●製品仕様
■カーキ フィールド マーフ 38mm
品番:H70405730
価格(消費税込):12万4000円
ケース径:38mm
ケース厚:11.10mm
ケース:ステンレススティール
ストラップ:ブラックレザー
ガラス:サファイアクリスタル(反射防止加工)
ムーブメント:機械式自動巻きムーブメント H-10
駆動時間:標準持続時間80時間
防水性能:10気圧防水
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