ランボルギーニ創立60周年 スーパーカー「ウラカン」に3種類の記念モデルが欧州で発表
3種の「ウラカン」に設定された記念エディションはそれぞれ60台限定
伊アウトモビリ・ランボルギーニは2023年4月20日、イタリアで開催中の「ミラノデザインウィーク」特別イベントで、同社のスーパーカー「Huracan(ウラカン)」シリーズ3台の60周年記念エディションを発表しました。
アウトモビリ・ランボルギーニ社はいまから60年前、1963年5月6日にイタリアのサンタアガタ・ボロネーゼで誕生しました。
創業者は、当時トラクターの製造販売で財を成したフェラッチオ・ランボルギーニ氏。彼と若きエンジニアたちは、創業当初から革新への情熱とスポーツカーの常識を打ち破るという熱意を持っていたといいます。
1963年のトリノショーでは第1号車となる「350GTV」を出展。ここからランボルギーニの歴史は始まり、「スーパーカー」という言葉を作り出しました。以来、1966年に登場したV型12気筒エンジン搭載の「ミウラ」や、日本でもスーパーカーブーム世代が熱狂した1974年登場の「カウンタック」など、伝説的なモデルを数々と登場させました。
今回登場したウラカンは、そんなランボルギーニ創業60周年を記念したスペシャルエディションです。
「ウラカンSTO」「ウラカン テクニカ」「ウラカンEVOスパイダー」の3台をベースにした特別モデルは、各モデル60台限定となり、各社には「1 of 60」のカーボンファイバープレートと、ドアに描かれた「60th」のロゴ、シートに刺繍されたロゴが特徴になっています。
ウラカンSTOは、ウラカンファミリーのトップモデルで、640馬力の自然吸気V10エンジンを搭載。60周年記念エディションは2つの場ジョンがあり、それぞれ高性能アスレチックスポーツウェアからインスパイアされたカラーリングが特徴です。
ウラカンテクニカは、シリーズの中で最も用途の広いバリエーションで、行動でもサーキットでも快適に走行することが可能です。60周年記念エディションは2つのバージョンがアレ、どちらもモータースポーツのインスピレーションを取り入れ、イタリア国旗の3色を取り入れています。
ウラカンEVOスパイダーはシリーズ中もっともライフスタイル志向で、気軽にオープンエアを楽しめます。60周年記念エディションはビアンコ イシ(ホワイト)のディテールが、対象的なブルー ル マンのボディワークで構成されています。
※ ※ ※
ランボルギーニ創業60周年を記念して、2023年は世界各地で記念行事が開催される予定です。
4月29日には英国シルバーストーンサーキットで「ランボルギーニ・デイUK(Lamborghini Day UK)」を開催、5月28日には「60周年記念ジロ・ツアー(60° Anniversario Giro tour)」が、伊ボローニャ中央広場で開催されます。ここには世界中から数百台のランボルギーニ、コレクター、ファンが集まり、ブランドの輝かしい歴史を祝うことになります。
さらに2023年夏には、アウトモビリ・ランボルギーニ最大の市場である米国で「60周年記念ジロ」がおこなわれ、9月には2番目の市場となる中国で「ジロ・チャイナ」が開催されます。
同年9月には、ランボルギーニ・モータースポーツのヘリテージ部門「ポロ・ストリコ」が、イタリアにて「60周年ポロ・ストリコ・ツアー」を開催します。そして10月にはイタリア・ローマにあるヴァレルンガサーキットにて、初のランボルギーニフェスティバルが開催されます。このランボルギーニ・フェスティバルは、ランボルギーニとしては初めて誰もが参加できるオープンイベントとなります。