Gショック至高の「MR-G」は職人技が冴える一点モノ! “武士の誇り鎧兜”と共通する新作に込められた矜持とは
●共鳴する“メイド・イン・ジャパン”の矜持
11月10日にカシオ計算機がリリースする「MRG-B2000SG」(88万円、消費税込)は、Gショックの40周年を記念し特別制作された最上位機種「MR-G(エムアールジー)」シリーズの最新作です。

本作のコンセプトについてカシオ計算機の担当者は「MR-Gのため甲冑師の鈴甲子雄山氏が制作した兜、『衝撃丸・皚(しょうげきまる・がい)』をモチーフにしています。武具である兜には侍の矜持と美意識が宿りますが、常に最上の強さと美しさを追い求めるMR-Gの姿勢と相通ずるもの。その“強さ”を反映するため、日本に古来より伝わる伝統技法で表現しました」と説明します。
そのスタイルでとくに目を引くのが、「衝撃丸-皚」の前立に見立てたベゼルのデザインです。
「デザインのハイライトは、強さの象徴として彫金師の小林正雄氏の手作業によりベゼルに施された虎の姿です。小林氏は神社仏閣の金具の制作や文化財の復元に関わる日本を代表する金属工芸作家の一人で、チタンベゼルの表面を鏨(たがね)で叩くことで点形状の石目を施し、その大きさと形を微妙に変化させることで虎の縞模様を表現しています」(担当者)
2020年にはブラウンIPとブルーIPを重ねたベゼルの「MRG-B2000SH」の彫金も担当した小林氏。今回はダークシルバーカラーのIPを施したチタン素材のケースに彫金が施されます。
そして、そのダークな色調のチタニウム製ケースと好対照をなすのは、ホワイトのデュラソフトバンドバンドです。
「フッ素ラバー製のホワイトバンドは、“衝撃丸・皚”の兜のパーツを綴る威(おどし)の白糸をイメージしたもの。
ケース側面に配された“G-SHOCK”40周年のメタルプレートや、40周年を表現する4つラボグロウンルビーをあしらったビスとのコントラストなど、日本が誇る職人による伝統技法とカシオの先進技術の融合が随所に散りばめられた、40周年モデルに相応しい特別なMR-Gに仕上がっています」(担当者)
●製品仕様
・型番:MRG-B2000SG
・価格(消費税込み):88万円
・ケース・ブレスレット素材:チタン
・ガラス:内面反射防止コーティングサファイアガラス
・防水性能:20気圧防水
・ケースサイズ(縦×横×厚さ):54.7×49.8×16.9 mm
・駆動方式:タフソーラー(ソーラー充電システム)
・限定数量:700個
・発売予定日:2023年11月10日