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初代オーナーはロックスターのロッド・スチュアート! フェラーリ「F50」がオークションに登場

フェラーリ「F50」注目の落札結果は?

 そんな歴史的な付加価値を持つこのF50のエクステリアは、フェラーリの伝統カラーである「ロッソ・コルサ」ペイントで仕上げられ、傷ひとつない状態まで磨き上げられています。

フェラーリ「F50」のインテリア。走行距離も短く、室内も極上のコンディション
フェラーリ「F50」のインテリア。走行距離も短く、室内も極上のコンディション

 ホイールは純正のSpeedline製のものを装着。そのほかの外装パーツも、アフターマーケットのものが付け加えられることなく、純正のまま維持されています。

 大きなリアウィングに加えて、独特なフロントフェイスを持つこのF50ですが、その流れるようなデザインは、30年近く前のクルマとは思えないほどの先進的かつユニークな形状です。

 インテリアデザインはブラックがメインであるなか、シートの一部分などにはレッドの差し色が用いられ、よりスポーティな印象を与えます。

 その一方で、スポーツ走行の性能を極限まで高めるために、ウィンドウの開閉は手動で、エアコンのコントロールスイッチなどもシンプルなノブ式を採用。そのほかのボタンなども軽量化を目的に最小限に抑えられています。

 エンジンは前出したF1マシンで使用されていたものを公道に適合するように調整を加えた、520馬力・471Nmを発生する4.7リッターV型12気筒をミッドシップ搭載。エンジンルームも良好なコンディションで、長年大切にメンテナンスされてきた背景が見て取れます。

 メンテナンスの履歴はもちろん、過去オーナーがどの期間に何kmほど走行したかなどの記録も付帯しています。

 現在の走行距離は1万998マイル(約1万7700km)と、1997年式のコレクターアイテムとも言えるスーパーカーにしては比較的低走行距離で維持されています。

 F50の希少性の高さと、コレクターアイテムであるという要素に加えて、個体のバックグラウンドが相まって、最終的な落札価格は、294万500ポンド(約5億3758万円)という驚きのプライスタグが付けられました。

※ ※ ※

 このF50は5億円を超える価格で落札されましたが、相場で見ると決して大幅に値段が上がっているというわけではありません。

 しかし、それでもロッド・スチュアートが初代オーナーとして所有していたという歴史的付加価値に興味を示すコレクターは多数いたことが、この金額に表れていると言えます。

Gallery 【画像】初代オーナーは英国ミュージシャン!? フェラーリ「F50」を写真で見る(26枚)

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