えっ、その名はBMW「362i」!? 6.2リッターV8エンジンを搭載した“魔改造”3シリーズが発見される
6.2リッターV8搭載のBMW「3シリーズ」がオークションに登場!
中古車市場にはさまざまなクルマが販売されています。
なかには、個人でカスタムを行ったワンオフモデルが販売されていることも珍しくなく、今回発見されたBMW「3シリーズ(E46型)」をベースとした個体もそんな一台です。
BMW3シリーズのE46型は、1998年に登場した3シリーズとして4代目にあたるモデルです。
3シリーズはバランスの取れたシャシ設計からくるハンドリングの良さから、歴代モデルそれぞれが高く評価されているなかで、E46はとくに名車と呼ばれている世代で、多くのファンが存在します。
今回のオークションに出品された個体のカスタムを行った前オーナーも、そんなE46型の3シリーズのファンだと言います。
ひと昔前までのBMWのモデル名は「3」「5」などのシリーズ名が冒頭に位置して、その後に搭載エンジンのリッター数を表し、最後に「i」または「d」の表記で、ガソリンモデルかディーゼルモデルかを判断することが一般的でした。
例えば「330i」の場合であれば、3シリーズに3リッターのエンジンを搭載したガソリンモデル、となります。
今回発見された個体も、その法則に則っている一方で、通常モデルには存在しない「362i」というモデル名になっていることからわかるように、通常のエンジンではなく、6.2リッターのエンジンを積み替えた、魔改造モデルになっています。
ベースとなる2003年製E46型の3シリーズ(330i)に、ゼネラルモーターズ製の6.2リッターV型8気筒(LSD3型)」のエンジンを搭載。シボレー「コルベット」などにも搭載されていた名機とも呼ばれるエンジンです。
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