ワイヤレスイヤホンって便利! しかしトラブルも頻出!? 「電車での使用マナー」について考える
●駅でワイヤレスイヤホンを落としたら?
普段使っているワイヤレスイヤホンが、駅や電車でトラブルの元になっているといいます。
いつも何気なく使うものですが、だからこそ思わぬことから迷惑をかけてしまったり、反対に被害にあったりすることも。
たとえば、ワイヤレスイヤホンの落とし物が増えているようです。
とくに、ホーム上から線路に落としてしまうケースが多く、JR東日本では線路の落とし物のうち4分の1ほどを占めているとのこと。
ところが、この小さな落とし物を拾うのが大変な作業となっています。
まず、サイズが小さくケーブルがついていないため、マジックハンドを使ってホーム上からつかみ上げるのは難しいようです。

さらに、ワイヤレスイヤホンが線路の砕石のすき間に入りこみ見えない場合は、終電後に駅員が線路に降りて探すこともあるといいます。
高価なものだけに、「ワイヤレスイヤホンの落とし物が届いていないか」という問い合わせも多いようです。
しかし、同じ製品の落とし物が多いため、鉄道会社では本人確認に苦慮しているケースも。日時や場所がはっきりしない場合は、渡すべきかどうか悩むこともあるようです。
このように多くの人がワイヤレスイヤホンを使うようになったことで、駅の落とし物対応が増えています。
さらに一方で、乗客同士のトラブルもみられます。
電車内での「音漏れマナー」については以前から問われていますが、そうしたことに敏感になるあまり、ちょっとしたことで軋轢が生まれるケースもあるようです。
たとえば、ワイヤレスイヤホンをつけている人を、近くから聞こえる音漏れの「犯人」と誤解して、「うるさい」と怒りをぶつける人もいるとのこと。こうした場合、別の人の音漏れとわかったあとも、バツの悪さからさらに難癖をつけがちになります。
さらにひどくなれば、電車内での暴行にもつながるでしょう。反対に、音漏れを注意して、逆ギレした相手から暴行を受ける可能性もあります。
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