ボルボはなぜいま世界的に絶好調!? 右肩上がりで成長を続けるプレミアムブランドの「強さの秘訣」とは?
日本市場のボルボBEV販売比率は約21%
では、日本市場におけるボルボはどうなのでしょうか。
話題を集めているEX30を軸に見てみましょう。

2024年上半期(1〜6月)の新車登録販売台数では、ボルボ車は6355台。純輸入車ブランドとしてはメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、BMWミニに続く第6位となっています。
このうち、EX30は1162台で、約18%を占めています。
ちなみに、この6カ月で最も売れたボルボ車は「XC40」で約29%、次が「V60/V60クロスカントリー」で約20%、そしてEX30とXC60がほぼ同じで約18%となります。
ご存じのように、ボルボ車は日本市場においても電動化が完成しており、すべてのクルマがEV、PHEV、そしてMHEVというラインナップを形成しています。ちなみに、日本市場におけるボルボのBEV販売比率は、約21%となっています。
ボルボは2025年には日本国内でのBEV販売比率を45%に、2030年にはグローバルでBEVを100%にする目標を掲げています。その達成には、EX30の存在は日本でも大きなものとなっています。
日本市場におけるEX30について、もう少し調べてみましょう。
購買層の平均年齢は50代前半。それでも、購入層は20代から70代まで幅広いようです。
地域的には、東名阪のような都市部が比較的多いようです。これは、日本仕様のEX30はまだ1モーターのRWDだけのため、降雪地帯の需要が少ないからです。ツインモーターのAWDが導入されれば、この傾向は変わるものと思われます。
EX30に限らず、ボルボ車を選ぶ人の多くは、デザインセンスや安全性を購入理由に挙げています。シンプルで飽きのこないスカンジナビアン デザインや、長い年月で浸透している「ボルボ=安全」のイメージは、購入時の大きな決め手になるようです。
前述のように、2030年までに完全なEVメーカーになることを目指しているボルボは、2040年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにするという目標に向けても活動を進めており、それは日本市場においても同様に進められています。
世界市場においては、ボルボは毎年1台ずつ新しい電気自動車を発表していく予定です。日本市場においても、EX30のツインモーターや、寿命が長く自然放電が少ないLFP(リン酸鉄リチウム)を搭載したEX30 シングルモーターが導入予定です。
フラッグシップのEX90も、2025年初めくらいには日本導入が検討されています。
日本市場でも販売が好調なEX30を軸に、BEVの販売比率増大を目指していくボルボ。今後の動向に注目して、期待したいところです。
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