満員電車の乗り降りをスムーズにするには? 守るべき電車マナーが重要!? 時差通勤による乗車ポイント制度って何?
●鉄道各社の取り組みとは?
乗降時の混雑について、鉄道各社では独自の施策でマナーを啓発しています。
たとえば、前出の阪急電鉄広報部担当者は施策について次のように話します。
「弊社では乗り降りをスムーズに行うために、ホーム係員や担当車掌によるタイムリー放送、車内や駅構内のポスター・ディスプレイ等を用いた啓発を実施しております」
阪急だけでなく、よく電車に乗る時に「扉付近を広く開けて、お降りのお客様を先にお通しください」「先のお客様から順に中ほどへお進みください」といったアナウンスを聞きますが、それはこうした啓発活動の一環です。
また、最近はポスターやディスプレイ装置は、乗り降りする人のためにドア前を空けておくよう訴えています。

各社のポスターは、印象的なコピーを掲げたり、クスッと笑えるデザインにしたりと、各社で注目を集める工夫が凝らされています。なかにはグローバル化し、日本語だけでなく英語など外国語も併記したりするケースもみられるようになりました。
しかし、このようなポスターでどれくらいドア付近の混雑が解消されたのでしょうか。ポスターの効果について、西武電鉄広報部担当者は次のように話します。
「お客様の声として、『マナーポスターを見てどのようなマナーがあり、どう守ればいいか知ることができる』という声があります。その点においては効果があるものだと考えられます」
なお、西武鉄道では、混雑緩和を狙い、時差通勤による乗車ポイント制度も導入しています。
ホームではドア前を広く開ける、乗ったらドア付近で立ち止まらず中へ進む、ドアが締まりそうな時に無理やり乗らないといった注意喚起が、毎日のように駅で行われています。加えて、鉄道会社各社はこの啓発活動のあり方についても研究を重ねているといいます。
ネット上でも、どんな行為がマナー違反なのかといった話題は盛んです。しかし、さまざまなものの見方や事情から意見が飛び交い、トラブルの解決に向けて一筋縄ではいかないようです。
※ ※ ※
乗降時のマナー違反といわれる行為も、自分は絶対にしないとはいいきれないでしょう。全ての人が悪気があってそうしているのではないということを踏まえつつ、乗り降り時の振る舞いについて考えてみるのもいいかもしれません。
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