「円安だけど 海外旅行に行きたいのです……」出費を抑えつつ国際便に乗るために こまめにチェックしておきたい“情報”とは
フルサービスキャリアもLCCも“キャンペーン”に注目
コロナ禍を抜けたあとの海外旅行を取り巻く環境は、旅行需要の復調、高止まりする原油価格、進行する円安などの影響で、以前とは大きく変化しています。

まずフルサービスキャリア(FSC)の国際線航空運賃は、多くの場合、コロナ禍以前の水準を上回る価格帯となりました。
そしてこれに高額の燃油サーチャージが上乗せされ、「近距離でも高い、長距離便だと驚くほど高い」という状況になっています。
加えて円安により「円の実質的価値」が以前の7割程度まで下落していることから、海外旅行にかかる費用は実質、「コロナ禍前の2倍程度」を想定しなければならないレベルです。
ではこうした厳しい現状で、出費を抑えつつ海外旅行を楽しむには、どうすればいいのでしょうか。
フルサービスキャリアを利用する場合、まずチェックしたいのが、期間や行き先を限定して販売される「キャンペーン運賃」です。
キャンペーン運賃の多くは、同じ渡航先への路線でも利用率が比較的低い便だけを対象とする、加算されるマイルを低く設定するなどして、通常よりも低廉な運賃を実現しています。
たとえば日本航空(JAL)では、2024年11月1日から東京/名古屋−台北、東京−ハノイ/ホーチミンシティのエコノミークラスに、加算マイルを30%に抑え、格安な価格とした航空券を販売しています。
こうした航空券でも、シートや機内サービスは通常のエコノミークラスと基本的に同一ですから、加算されるマイルを重視していない人にとっては十分な利用価値があります。
渡航先が決まっている場合は、いつも“ひいき”にしている航空会社だけでなく、同じ目的地に就航している他の航空会社も忘れずに確認しましょう。
また格安航空会社(LCC)の利用も、旅行費用を節約する上で大きな効果があります。
LCCはコロナ禍を挟んで大きく成長し、JAL系の「ZIP AIR TOKYO」、全日空(ANA)系の「Air Japan」のように、フルサービスキャリアに近い機材を導入し、従来の「安いけどシートが狭くて窮屈」という“常識”を覆すものも出てきています。
そしてその一方で、LCCは基本的に燃油サーチャージを別途徴収しないことが、割安感に貢献しています。
さらにLCCでも、とくに注目すべきは、ときに驚くほどの低価格での海外旅行を可能にするキャンペーン運賃です。
たとえば成田、関空ほか、日本各地からアジア各都市へ多くの便を飛ばす「Air Asia」は、2024年11月10日(日)まで、「BIG SALE」として、羽田−クアラルンプールを片道2万990円から、成田−バンコクを片道1万9990円からという低価格で販売しています。
また韓国のLCC「t’way」は、11月30日(土)まで「アーリーウィンターセール」を実施中です。このセールでは、関空−ソウルが3600円から、佐賀−ソウルが1875円からという、高速バス並みの運賃で利用可能です。
なお、こうしたキャンペーン運賃は、提供座席数が限られているため、多くの場合、セール開始直後に最安値のものは売り切れてしまいます。情報をいち早く手に入れるには、LCC各社に会員登録し、配信されるメールマガジンをこまめにチェックしましょう。
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